ファンケルの「マイルドクレンジングオイル」は、青いボトルの定番タイプに加えて、黒ボトルの「ブラック&スムース」もあります。
青いボトルよりも黒ボトルのほうが人気です。
※Amazon月間販売本数:2025年6月時点 青(2本セット)3000セット超、黒(単品)5000本超
ただ、ボトルの色以外は見た目が同じなので、青いボトルと黒ボトルがならんでいるのを見るだけでは、どう違うのかよくわからないな…。と多くの方が思われるでしょう。
「ブラック&スムース」の商品説明には大きく「毛穴に特化」と書いてあるのですが、実際、この他にも異なる点があるのでしょうか?
この記事では、ファンケルの青と黒のクレンジングオイルの違いを、
・成分や仕上がり
・それぞれ、どんな肌悩みに合っているのか
などをもとに、比較していきます。
ファンケルのクレンジングオイルの「黒」はメンズ用ではなく、「毛穴特化の象徴」カラー
ファンケルのクレンジングオイル「ブラック&スムース」の黒いボトルの意味
「ファンケルの黒いボトルのクレンジング(ブラック&スムース)って、メンズ用なの?」と感じた方もいるかもしれません。
メンズ用のシャンプーやコスメは黒いボトルや容器が多いですからね。
ですが実際には、ファンケルの「ブラック&スムース」は男性向けというわけでは特にありません。
黒いボトルは毛穴汚れや皮脂・ざらつきなどに特化した処方という意味です。
実は、「黒=毛穴ケア」はクレンジング業界では定番の表現です。
たとえば、以下のような黒バームタイプの人気製品も「毛穴の黒ずみ・角栓対策」を前提とした設計になっています。
・パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバーム ディープブラック
・ルルルン クレンジングバーム クリアブラック
・DUO ザ クレンジングバーム ブラックリペア
3種の黒バームのそれぞれの特徴や毛穴ケア効果の違いについては、下記の記事で詳しく比較しています。

なぜ黒いクレンジング=毛穴ケアなのか?
黒=毛穴ケアの象徴カラー。炭や泥といった吸着成分の“黒い色”が、毛穴汚れ対策を視覚的に連想させるため、多くのブランドが毛穴用クレンジングに黒を使っています。
✅炭(チャコール)や泥(クレイ)などの“黒系吸着成分”が毛穴汚れ・皮脂の除去に効果的とされている
✅その色味=黒を製品の外装やバーム自体の色で“視覚的に連想”させている
✅パッケージが黒いことで、「汚れに強そう」「吸着してくれそう」といった心理的訴求にもつながる
✅実際、泥パック・炭洗顔・黒バームなど、毛穴ケア系は“黒い見た目”が定番化
黒の「ブラック&スムース」は、オイル自体にほんのりグレー~黒っぽい色味がついています。
これは、やはり、配合されている炭や泥(吸着成分)の色によるもので、まさに“毛穴汚れを吸着してくれそう”という視覚的な印象にもつながっています。
ファンケルのクレンジングオイル「青」と「黒」どう違う?目的・成分・使用感で比較!
コンセプトの違い
ファンケル クレンジングオイル 黒(ブラック&スムース)
毛穴の黒ずみやざらつき、皮脂づまりなどの“毛穴悩み”に特化。
クレンジング後のすっきり感を重視した処方です。
ファンケル クレンジングオイル 青(マイルドクレンジングオイル)
メイク落ちのよさと肌へのやさしさの両立がテーマ。
ファンケルの定番かつロングセラーアイテムです。
配合成分の違い
ファンケル クレンジングオイル 黒(ブラック&スムース)
・炭(毛穴の汚れ・皮脂吸着)
・吸着泥(くすみ・ざらつき対策)
・角質ケア成分(ポリグルタミン酸 など)
→ 毛穴ケアに有効な吸着成分を多く配合
ファンケル クレンジングオイル 青(マイルドクレンジングオイル)
・オイル成分中心(エチルヘキサン酸セチル、ジイソステアリン酸PEG-12など)
→ 乾燥や摩擦を避けながら、ウォータープルーフもスルッと落とす処方
洗浄力・メイク落ちの違い
どちらもウォータープルーフ対応で、洗浄力は十分。ただし、以下のような差があります。
ファンケル クレンジングオイル 黒(ブラック&スムース)
毛穴汚れ・皮脂までしっかり洗いたい人向き
ファンケル クレンジングオイル 青(マイルドクレンジングオイル)
ナチュラルメイク~しっかりメイクまで対応しつつも、肌負担は控えめ
洗い上がりの違い
ファンケル クレンジングオイル 黒(ブラック&スムース)
さっぱり系。皮脂が多い方や、クレンジング後のべたつきが気になる人におすすめ。
「ざらつきがなくなる」「すっきりした感触」という声が多いです。
ファンケル クレンジングオイル 青(マイルドクレンジングオイル)
しっとり系。クレンジング後のうるおい感ややわらかさを求める方に人気。
つっぱらず、乾燥を感じにくいとの口コミ多数です。
ファンケルの青と黒の違い|比較まとめ表
比較項目 | 青(マイルドクレンジングオイル) | 黒(ブラック&スムース) |
---|---|---|
主な目的 | 肌にやさしくメイクオフ | 毛穴・皮脂・ざらつきの集中ケア |
洗浄力 | メイクに強く、肌負担も軽め | 毛穴汚れ・皮脂もスッキリ |
成分特徴 | 保湿系オイル中心 | 炭・吸着泥・角質ケア成分配合 |
洗い上がり | しっとりやわらか | さっぱりなめらか |
テクスチャー・香り・色 | とろみのある透明オイル/無香料/透明〜淡黄色 | やや軽めのオイル感/無香料(ややメントール感)/灰色がかった半透明 |
向いている人 | 乾燥・敏感肌、ナチュラルメイク派 | 黒ずみ・皮脂・ざらつきが気になる人 |
あなたは「青」「黒」どっちを選ぶ?肌悩み・使い方別おすすめまとめ
ここまで、ファンケルのクレンジングオイル「青(定番)」と「黒(毛穴特化)」の違いを比較してきました。
とはいえ、「自分にはどっちが合っているんだろう?」といまいちピンとこない…という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの章では、肌質・悩み・使い方の傾向別におすすめの選び方をまとめました。
こんな人には青の「マイルドクレンジングオイル」がおすすめ
✅乾燥肌・敏感肌で、とにかく肌にやさしい処方を探している
✅ナチュラルメイク〜標準的なメイクが中心
✅つっぱらない、しっとり系の洗い上がりが好き
✅季節を問わず毎日使いやすいオイルが欲しい
✅香りや色味が控えめなシンプル設計を重視したい
上記のような方には、ファンケルの定番「マイルドクレンジングオイル(青)」をおすすめします。
肌に必要なうるおいを守りながら、メイク汚れはしっかりオフ。
ロングセラーとして支持されている理由がわかる、バランスのよい一本です。
こんな人には黒の「ブラック&スムース」がおすすめ
✅毛穴の黒ずみ・ざらつき・皮脂汚れが気になる
✅小鼻やあごの角栓ケアをクレンジングで済ませたい
✅さっぱりめの洗い上がりが好み
✅皮脂が出やすい肌質/Tゾーンのテカリが気になる
✅メイク落としと毛穴ケアを同時にしたい
こうしたお悩みがある方は、「ブラック&スムース(黒)」のほうを選ぶ価値が高いです。
吸着成分を配合した処方で、落としきれない汚れまでスッキリ。
使用感も軽く、夏場や皮脂が出やすい時期にも人気です。
肌悩み・使い方別|ファンケル青と黒のおすすめ早見表
特徴・お悩み | 青(マイルドクレンジングオイル) | 黒(ブラック&スムース) |
---|---|---|
肌質の傾向 | 乾燥肌・敏感肌 | 普通肌~脂性肌 |
気になる悩み | 肌負担の少なさ・うるおい感重視 | 毛穴の黒ずみ・角栓・ざらつき |
メイクの濃さ | ナチュラル~標準メイク向け | 標準~ややしっかりメイク+毛穴汚れにも対応 |
洗い上がりの好み | しっとりやわらか | さっぱりすべすべ |
香り・色味の特徴 | 無香料・透明~淡黄色 | 無香料(ややメントール感)・灰色がかった半透明 |
こんな人におすすめ | 肌へのやさしさを重視する方 | 毛穴・皮脂・テカリをすっきり落としたい方 |
「青」「黒」どちらも気になるなら…まずは1本ずつ現品を試してみるのもあり
「正直、どっちも気になる…」
「季節や肌の調子で使い分けたいかも…」
そんなふうに思った方はまずはお得なトライアルサイズで試してみるのもおすすめです。
ファンケル公式サイトでは、青と黒それぞれの60mLミニボトル(青:500円/黒:600円)が用意されていて、手軽に使い心地をチェックできます。
現品の半分のサイズながら、たっぷり約30回分。肌との相性を確かめてから本品に移れるのは大きな安心感です。
商品タイプ | 容量 | 価格(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
マイルドクレンジングオイル(青) | 60mL | 500円 | 通常タイプ、トライアルサイズ |
ブラック&スムース(黒) | 60mL | 600円 | 毛穴特化タイプ、トライアルサイズ |
(※クレンジングオイルトライアルサイズの単品はコンビニなどでの市販はされていません。ご注意ください。)
まとめ:ファンケルのクレンジング黒と青の違いは?どっちを選ぶ?徹底比較
この記事の内容をまとめます。
✅ファンケルのクレンジングオイルには、青(通常)と黒(毛穴特化)の2種類がある
✅黒いボトルは“メンズ用”ではなく、「毛穴ケア特化」を意味する象徴カラー
✅実際、他ブランドでも「黒=毛穴対策用」として展開されることが多い(DUOやルルルンなど)
✅黒(ブラック&スムース)は炭や泥などの吸着成分を配合し、ざらつき・皮脂・黒ずみ対策に特化
✅青(マイルドクレンジングオイル)は保湿系オイル中心で、肌負担を抑えながらメイクをしっかり落とせる処方
✅洗い上がりは、青=しっとり系/黒=さっぱり系
✅見た目の違いもあり、青は透明~淡黄色、黒は灰色がかったオイル
✅それぞれの使用感・成分・肌への相性は、公式の60mLトライアルボトル(青500円/黒600円)で気軽に試せる
✅肌質・悩み・メイクの濃さに応じて、最適なほうを選べるのがファンケルの強み
ファンケルのクレンジングオイルは黒(ブラック&スムース)と青(マイルドクレンジングオイル)、どちらが「上」というわけではありません。
ユーザーがお抱えになっている肌の悩みや、クレンジングに求める感触によってベストな選択肢が変わります。
まずはご自分の肌と向き合いながら、本文の「肌悩み・使い方別|ファンケル青と黒のおすすめ早見表」などをご参照いただき、最初の1本を選んでみてください。
お手頃なトライアルサイズからのスタートもおすすめします。
※この記事を仕上げる際に参考にした情報
・ファンケルオンライン|マイルド クレンジング オイル
・ファンケル初めての方限定 初回限定特別価格トライアル商品のご紹介
・Amazon商品紹介ページ|ファンケル マイルド クレンジング オイル
・Amazon商品紹介ページ|ファンケル マイルド クレンジング オイル(ブラック&スムース)
・Qoo10商品紹介ページ|ファンケル マイルド クレンジング オイル
・Qoo10商品紹介ページ|ファンケル マイルド クレンジング オイル(ブラック&スムース)