昨今、日中の乾燥、化粧崩れ対策に人気を集めている韓国発スキンケアブランド「d’Alba(ダルバ)」のミスト美容液。
この記事では、主にダルバのミスト美容液の「使い方」について、昼、朝、夜のシーン別に整理しながら詳しく解説しています。
「ダルバミスト」は類例のなかったカテゴリのアイテム「ミストセラム(美容液)」
ダルバのスプレーセラムは、韓国コスメブランド「d’Alba(ダルバ)」が展開するミスト型の美容液。
ホワイトトリュフをはじめとする美容成分を贅沢に配合しながらも、メイクの上からでも手軽に使えるというユニークな設計で注目されています。
ダルバミストの種類と特徴
ダルバのミストは3種類。「黄」「ピンク」「青」
黄色:ホワイトトリュフ ファースト スプレーセラム
ピンク:ホワイトトリュフ バイタル スプレーセラム
青:アクアマリンエナジーセラム

ダルバ アクアマリンエナジーセラム
青の展開はQoo10のダルバ公式(韓国)のみ
それぞれ、成分や使用感は大きく異なります。
それぞれの特徴や成分は以下の記事に詳しくまとめましたので、ご覧ください。

ブランドがダルバミストの使用を想定するのは「日中の乾燥・化粧崩れケア」
ダルバがこの製品で想定している主な用途は、
✅外出先やオフィスでの乾燥対策
✅メイクの上からのうるおいチャージ
✅化粧直し時のツヤ補整・整肌
といった、“日中のケア”に重きを置いた使用シーンです。
携帯に便利な50ml入りのミニサイズ展開や、香り・肌の仕上がりに配慮した処方設計など、外出先でもストレスなく使えるよう工夫された設計が多くのユーザーに支持されています。
なぜ「ミスト型の美容液」は珍しいのか?
ミスト型美容液というのはダルバのミストが出るまでは類例のなかったカテゴリです。
通常、美容液は油分やとろみを含んだ成分が多く、霧状に均一に噴霧するのが難しいため、スプレータイプでの製品化はあまり一般的ではありません。
ダルバのミストセラムは、
✅油層と水層を組み合わせた2層式
✅微粒子の霧状で均一に噴射できる設計
✅美容液成分をしっかり含ませつつ、ベタつかない使用感
を実現しており、この欠点を克服。
「美容液としての機能性」と「ミストの手軽さ、便利さ」を両立できた点が大きな特徴です。
つまりダルバのスプレーセラムは、「美容液をミスト化する」という難題をクリアし、化粧品ミストと同レベルの利便性を実現できた、他には現状類例のない製品なのです。
ダルバ ミストのシーン別の使い方
ダルバ ミストは「美容液ミスト」という珍しい形状から、使用タイミングやシーンによってその魅力を最大限に引き出すことができます。
ここでは、昼・朝・夜の生活シーンに合わせた使い方を整理してご紹介します。
日中に乾燥を感じたらファンデの上からダルバミスト
ミストの粒子が非常に細かいため、化粧崩れのリスクは最小限に抑えられます。
・空調や外気温で乾燥が進みがちな移動中や仕事中に乾燥を感じたタイミングで、ファンデの上からそのまま使用可能です。
・顔から20cmほど離して、顔全体にまんべんなくスプレーします。油分の多いクリーム系ファンデ使用時は、少し距離を遠めにふんわりかけると◎。
・肌が乾燥しやすい時期や、しっかり美容成分を浸透させたい場合は、ミスト後に手のひらで軽くハンドプレスすることで密着感が高まり、よりしっとり感が続きやすくなります。ただしメイクの上からのハンドプレスはメイク崩れの恐れがあるので非推奨です。
・顔以外、リップや手元の乾燥ケアにも使えます。その際は適度な量をスプレーしてください。
ダルバミストを朝のメイク前に使う
ダルバミストを朝のメイク前に使うメリット
「均一に・素早く・摩擦レス」で保湿できる
スプレーで細かい粒子が手やコットンを使わずに肌全体に均一に広がるため、肌への摩擦がゼロ。
朝の敏感な肌を刺激せず、やさしく保湿できます。
「メイクのノリ・もち」を向上させる処方設計
ツヤ・ハリ感のある仕上がりになるため、肌表面がなめらかに整い、
ファンデーションがムラなく密着。メイク前に水分・油分のバランスを整えることで、皮脂崩れや乾燥による化粧崩れを予防します。
美容液ミストとしては“異例”の軽さと速乾性
油分を含む二層式美容液なのに、ベタつかず速乾。朝のメイク前に使ってもベースメイクに影響を与えない軽さが確保されています。
朝の「導入美容液」的な役割も可能
保湿後の肌をやわらかくほぐし、次に使う化粧下地のノリを良くする導入的役割も果たします。
使い方次第で「前ステップ」として機能する柔軟性があります。
手が汚れない・衛生的
ポンプ式化粧品に比べて、手に取る・塗り広げる手間がなく、時間のない朝でも手早いメイク仕上げに貢献します。
ダルバミストを朝のメイクで使う順番
1.洗顔
皮脂や汗を落とし、肌を清潔な状態に整える。
2.(必要に応じて)化粧水・導入美容液
乾燥肌やインナードライの場合は、ブースト目的で化粧水を先に使ってもOK。
ただし、ダルバミスト自体が化粧水+美容液の役割を持っているので、化粧水を省略してもOKな設計です。
3.ダルバミスト(スプレーセラム)
20cmほど離して顔全体にミスト。
ミストが自然になじむのを待つ or 軽くパッティング(5~10秒ほどで自然になじむので、パッティング不要でもOK)。
メイク前の整肌・保湿・ツヤ仕込みに有効。
4.乳液 or 保湿クリーム(乾燥が気になる場合)
水分の蒸発を防ぎ、メイク崩れを防ぐ。
ミスト後に省略する人も多いが、肌の状態や季節によって調整を。
5.化粧下地・日焼け止め
ベースメイクの準備。ミストで仕込んだうるおいが、化粧ノリをサポート。
6.ファンデーション・ポイントメイク
通常通り。
補足
・ダルバミストは化粧水と美容液の中間的存在なので、他のスキンケアアイテムを使わずに「単品使い」でもOKですが、肌の状態や好みによって化粧水やクリームなどを加えて調整するとよいでしょう。
・保湿力は高いもののオイルリッチではないので、乾燥肌の人は後から保湿クリームでフタをするのがベターです。
ダルバミストを夜のスキンケアで使う
ダルバミストを夜に使うメリット
スキンケアの“仕上げ”にも“途中”にも使える柔軟性
ダルバミストは、ホワイトトリュフやナイアシンアミドなどの美容成分を含みながらも、軽い付け心地と速乾性を併せ持つため、
夜のスキンケアにおいても「ブースト目的(化粧水の後)」や「仕上げの保湿・ツヤ補強(クリーム後)」のいずれにも対応可能です。
忙しい夜でも“ワンステップ保湿”が可能
入浴後や帰宅後、すぐに保湿したい時にミストするだけで、美容液レベルのケアが簡単に完了。
時短重視のユーザーには、これ1本だけで済ませる“ミニマムケア”にも重宝されます。
寝室の乾燥対策としても使える
ベッドに入る直前の「ナイトミスト」としても◎。
エアコンや暖房で乾燥しがちな室内環境でも、肌に潤いをチャージし、乾燥による翌朝のごわつきを防げます。
ダルバミストを夜のスキンケアで使う順番
1. クレンジング・洗顔
メイクや皮脂、汚れを落として肌を清潔に整える。
2. 化粧水
肌をやわらかく整え、次に使うスキンケアのなじみをよくする。
3. ダルバミスト(スプレーセラム)
20cmほど離して顔全体にスプレー。
乾燥が気になる時期や成分をしっかり届けたい場合は、軽くハンドプレスしてなじませるのもおすすめ。
4. 乳液・クリーム・オイル(必要に応じて)
ミスト後に油分でフタをすることで、成分の蒸発を防ぎ、保湿効果を長持ちさせる。
ダルバミスト使用時の注意点|レチノールや飛行機持ち込みなど
ダルバミストとレチノールは併用注意
ダルバミストには、ナイアシンアミド(ビタミンB3)が含まれており、これはレチノール(ビタミンA)と組み合わせた際に刺激を感じやすくなる場合がある成分です。
とくに肌が敏感になっているときや、レチノールの濃度が高い場合には注意が必要です。
併用時の工夫と対策
・時間を空けて使用する(例:ミスト→30分後にレチノール)
・レチノール使用日はミストを控える
・併用は週数回に留める
このような調整が推奨されます。
このように、ダルバミストとレチノールの併用が「NG」というわけではありませんが、肌への刺激や乾燥が強まる可能性があるため、慎重に、時間をあけて使う必要があります。
ダルバ ミストは飛行機内に持ち込める?注意点を解説
機内持ち込みできるサイズと注意点
・ダルバのミスト、国内販売の50ml・100mlサイズは機内持ち込み可能です(液体持ち込み制限:100ml以下/1容器あたり)。
・Qoo10などで販売されている海外流通の160ml・180mlサイズは持ち込み不可。スーツケースに預ける「受託手荷物」としてのみ対応可能です。
その他の注意点
・ダルバのミストはスプレータイプですが、圧縮ガスを使わないポンプ式のため、スプレー容器でも持ち込みに問題はありません。(圧縮ガスを使用の場合は持ち込み不可)
・持ち込みの際は、透明なジッパー付き袋(容量1リットル以下)に他の液体製品とまとめて収納する必要があります。
・ジッパー袋は1人1袋まで/1容器100ml以下/袋のサイズ制限あり(目安:20cm×20cm以内)/ジッパーバッグの容量内なら、複数本もOK
まとめ:ダルバミストの正しい使い方を昼、朝、夜のシーン別に詳しく解説!
この記事の内容をまとめます。
✅ダルバのスプレーセラム(通称「ダルバミスト」)は、美容液成分を含んだ2層式のミスト型スキンケアアイテム。化粧水+美容液の役割を担い、日中の乾燥・化粧崩れケアを想定して設計されている。
✅ダルバミストは「黄」「ピンク」「青」の3種類が展開されており、それぞれ使用感や成分が大きく異なるため、肌質や目的に応じて選ぶのがポイント。
✅日中は、ファンデの上から直接スプレーできる“手軽なうるおいチャージ”として活躍。化粧崩れのリスクが少ないミスト粒子で、メイク直しや肌のリフレッシュにも使える。
✅朝は、メイク前の保湿・導入・仕込みに使うことで、肌の摩擦を抑えつつ、メイクノリや持ちを向上させる効果が期待できる。軽さと速乾性でベースメイクへの影響も最小限。
✅夜は、ブースターとしてもスキンケアの仕上げとしても使える柔軟性が魅力。お風呂上がりや就寝前の「1ステップ保湿」や「ナイトミスト」としても便利。
✅ナイアシンアミド配合のため、レチノールとの併用は刺激を感じることも。時間を空ける、併用日を分けるなどの工夫が必要。
✅50ml・100mlサイズは航空機内持ち込み可能だが、160ml・180mlは不可。圧縮ガス不使用でスプレー容器でも手荷物にOK。ジッパー袋に収納し、1容器100ml以下などの条件を守る必要がある。
この記事では主にダルバミストの「使い方」を解説してきました。
ダルバミストは、「美容液をスプレーで使える」というこれまでにない利便性と高機能を両立した製品です。
昼、朝、夜、それぞれのシーンで、本文に上げたように正しく使用することで、うるおいやツヤ成分をスマートに補給できます。
なお、ダルバのミストの取り扱い店舗・購入時の注意点などは、以下の記事で詳しくまとめていますのでぜひチェックしてみてください。

参考情報元:
・ダルバ ホワイトトリュフファーストスプレーセラム|ダルバ公式
・ダルバ(d’Alba) ホワイトトリュフ バイタル スプレーセラム 100ml|Amazon公式
・Qoo10ダルバ公式-アクアマリンエナジーセラム
・化粧品成分オンライン
・国際線の航空機客室内への液体物持込制限について|国土交通省