Arencia（アレンシア）の洗顔料（クレンザー）の正しい使い方｜毎日使える？メイク落としは可能？W洗顔は必要？

この記事では、韓国のスキンケアブランドArencia（アレンシア）が展開する洗顔料「もちソープ」シリーズの正しい使い方について、よくある疑問に答えるかたちでわかりやすくまとめています。
アレンシア「もちソープ」は、ジャー容器に入ったペースト状の洗顔料。一般的な洗顔フォームや泡タイプとは異なるため、初めて手に取ったときに「これってどう使えばいいの？」と戸惑う方も多いかと思います。
しかも価格帯はやや高めです。「ただの洗顔料にしては高い…でもメイクも落とせるって書いてあるし…」と、どこまでの用途に対応しているのか迷いやすい一面もあります。
この記事では、「二重洗顔（ダブル洗顔）は本当に不要？」「メイク落としとしても使える？」「毎日使って大丈夫？」「泡立てのコツは？」など、使用時に感じやすい疑問に答える形で解説していきます。

アレンシア「もちソープ」シリーズとは？

韓国発のスキンケアブランド「Arencia（アレンシア）」から登場した洗顔料「もちソープ」シリーズは、見た目の可愛さと実力の両立でSNSを中心に人気が高まっているアイテムです。

名称のとおり、もちもちとした弾力のある重めの泡立ちが特徴で、「洗顔」としても「パック」としても使えるのが最大の魅力です。
種類ごとに違いますが、クレイや炭などの吸着成分が配合されており、肌にのせて数十秒～1分ほど置くだけで、皮脂や毛穴汚れをしっかり引き寄せてオフ。
さらに、植物由来の保湿成分が洗浄後の乾燥を防ぎ、つっぱらずしっとりと洗い上げます。

もちソープの特徴は？

洗顔・パックの2WAY仕様

濃密泡を顔にのせて数十秒置くだけで、洗顔と同時に保湿ケアも叶う「泡パック洗顔」に。

洗顔後にパックをする手間が省けるので、忙しい朝でもスキンケアの時短が可能です。

肌にやさしい弱酸性

洗い上がりがつっぱらず、乾燥肌や敏感肌にも配慮された処方。泡立ちが良く、摩擦レスで洗えるのもポイントです。

全種ヴィーガン処方

「もちソープ」は韓国ヴィーガン認証機関の基準を満たした処方設計です。
「ヴィーガン処方」とは、動物性原料を使わず、動物実験も行わない設計のこと。
「ヴィーガン処方」は動物を搾取しないという倫理的配慮が根底にある処方ですが、加えてこの処方が強調されている製品は敏感肌向けのやさしい処方での設計されていることが多く、肌との相性を気にする方から支持されています。

7種類のラインアップとそれぞれの役割は？

アレンシアの「もちソープ」は、現在、レギュラー製品7種類（季節の特別仕様などを除いたラインナップ）が展開されています。

それぞれ配合成分や仕上がり感が異なり、肌悩みに合わせて使い分けられるのが特徴です。
圧倒的な人気を誇るのが唯一のプレミアム仕様である「プレミアムもちソープ グリーンアルティザン」です。

プレミアムもちソープ グリーンアルティザン – Qoo10アレンシア公式

ただし、このページでは使い方をメインにご紹介するため、詳しい解説は割愛します。
7種類各製品の成分や違いの詳細は以下の記事にまとめていますのでご参照ください。

▶ アレンシア「もちソープ」7種の違い・比較早見表のページはこちら

アレンシアの洗顔料（クレンザー）「もちソープ」の基本的な使い方

アレンシア「もちソープ」シリーズは、通常の洗顔料として使えるのはもちろん、肌の状態や目的に応じて「パック洗顔」としても活用できるのが大きな特長です。
ここでは、基本の使い方と目的別の応用方法を紹介します。

洗顔としての使い方｜泡立てて使う

もちソープを毎日の洗顔料として使う場合は、まずはよく泡立てて使うのが基本です。
泡立てることで肌への摩擦を減らし、やさしく洗い上げることができます。

泡立てのコツ

・ぬるま湯で手を濡らしてから、ソープを手に取り、円を描くように泡立てる

・泡立てネットを使うと、短時間でふわふわの濃密泡に

・乾燥肌・敏感肌の方は、なるべく泡を押し当てるように洗うと◎

洗顔後は、ぬるま湯で泡をしっかり洗い流し、肌をこすらずにタオルでやさしく水気を取ってください。

「思ったよりも泡立ちがよくない」という声への公式見解と対応

泡の質感が思ってたのと違う…

「クリーム状」の濃密泡を期待して購入した人にとっては「思ったよりもフワ感に乏しい」と感じるかたもいらっしゃるようです。
もちソープ自体のテクスチャは「ジェラートのように重め」です。「泡立ちが悪い」というより「泡の質感がおもったのと違う」という声が多いです。
一般的に「泡洗顔＝もこもこ泡」をイメージする方が多く、それに反して「もちソープ」は泡立ちが控えめで、密度のある「重めの泡」になりやすいためです。

重たい泡と感じるのは「泡立てネットなし・手だけで泡立てた」場合に多い

もちソープは水分量や泡立て方法で泡の出方が大きく変わるため、

■手だけで泡立てた → あまり泡が立たない
■泡立てネット使用 → ややもっちり泡に近づく

という違いがあり、「うまく泡立たなかった」＝「質感が変」という解釈になっているレビューも一部見られます。

そもそも「もちソープ」は重たく細かい泡の状態でつかうことが狙い

そもそも、もちソープは「軽いホイップ泡」ではなく、濃密で重みのある泡のままでつかわれることが本来の狙いです。
「濃密で重みのある泡」のメリットは、主に以下の3点です。

1. 肌への摩擦を減らせる

キメが細かく、弾力のある泡はクッションの役割を果たします。
指と肌が直接こすれにくくなるため、敏感肌・乾燥肌でも刺激が少なく洗えるのがメリットです。

2. 汚れを吸着しやすい

密度が高く、泡の気泡が小さいと、皮脂汚れや古い角質を包み込んで浮かせる力が高まります。
とくにTゾーンのような皮脂分泌が多い部位では、洗浄効果と肌負担のバランスが取りやすいです。

3. 泡がへたりにくく、洗顔中も安定する

泡がすぐに消えてしまわないため、長めに泡パックのように使える場合もあります。
この場合、「洗ってる感」がしっかりあり、満足感が得られやすいという声も見られます。

たとえばアレンシア「プレミアムもちソープ（グリーン）」のように、植物エキスと高保湿成分が多く配合された重めの泡は、これらのメリットを活かして「洗浄力はあるのに乾燥しにくい」という評価に繋がりやすいです。
つまり、もちソープの「濃密で重みのある泡」は単なる質感の話ではなく、使用感・肌へのやさしさ・洗い上がりの仕上がりに直結する、大きな設計ポイントなのです。

ふわふわ泡が好きな人へのアドバイス

デフォルトのテクスチャーが「固め」の状態なので、内部にしっかり水分を含ませてから使うことがポイントです。
レビューでは「ジェラート状」「固いから練る」「少し水足すとトロトロに変化する」といった体験談もあります。
もちソープ公式の使い方（餅状→泡に変化してから肌にスライドさせる）に従えば、肌に密着する泡感が得られやすくなります。
「ふわふわ感」を大きく感じる泡が好きな方は、泡立てネット＋少量の水を加えて水分量を多めに調整すると、期待する泡質に近づけられます。
ただし、あまり「ふわふわ感」にこだわると、本来のもちソープの持ち味を生かし切れなくなってしまうこともご理解ください。

もちソープは毎日使える？使用頻度と朝夜の使い分け

アレンシアの「もちソープ」は、毎日使ってもOKな処方です。

公式やQoo10のQ&Aでも「朝晩の洗顔に使用可能」と案内されており、通常の洗顔料と同じようにデイリー使いできます。
ただし、「パック洗顔」として使う場合は、頻度や使い方を少し工夫した方が、肌への負担を抑えながら効果的に使えます。

毎日朝晩使ってもOKなやさしい処方

もちソープシリーズは、固形石鹸ながら弱酸性・保湿成分配合のやさしい洗顔料。

洗浄力が強すぎたり、角質を取りすぎるタイプではないため、朝晩の洗顔料として毎日使っても肌に負担は少ないつくりになっています。
香料やエタノールなどの刺激成分も配合されておらず、敏感肌でも使いやすいとの口コミも多く見られます。

毎朝「パック洗顔」しても大丈夫？

Qoo10の公式Q&Aでは、「毎朝パック洗顔として使用してもOK」と明記されています。

実際、泡をしっかり乗せて1分程度置く「泡パック洗顔」を、毎朝のルーティンにしている方もいらっしゃるようです。
ただ、肌が乾燥しやすい方や肌が敏感な時期は、週のうち数回にとどめるなど、肌の調子を見ながら調整するほうがよいでしょう。

洗浄力がマイルドとはいえ、泡を長時間乗せる使い方を毎日続けるのは、人によっては肌への負担になる可能性があります。

週に数回の集中パックとして使う場合のコツ

毛穴汚れやざらつきが気になるときは、週2〜3回の「集中パック洗顔」として使うのがおすすめです。
「集中パック洗顔」として使う場合のポイントは以下の2つです。

✅泡をしっかりと濃密に立てて、顔全体にふんわり乗せる
✅1分程度置いたあと、こすらずに優しく洗い流す

肌に長く乗せすぎたり、すすぎが不十分だと、逆に乾燥や刺激につながることもあるので注意が必要です。

「置く時間は1分以内」「すすぎはしっかり」が、集中パックで厳守すべき事項です。

アレンシアの洗顔料（クレンザー）「もちソープ」はメイク落としとして使える？クレンジングとの併用方法

もちソープは「洗顔料」ですが、公式では「メイクも落とせる」とされており、軽いメイクならクレンジングなしでも使える仕様です。
ただし、すべてのメイクを完全に落とせるわけではないため、使用シーンによって判断が必要です。

単品でのメイク落としは「軽めのメイク」まで

公式Q&Aでは、「もちソープはクレンジング機能も兼ねており、軽いメイクなら単体でもOK」とされています。
実際に口コミでも「ナチュラルメイクなら落ちた」「ポイントメイクだけ別で落とせば大丈夫」といった声が多く見られます。
ただし、下記のような場合はクレンジング剤との併用をおすすめします。

✅ウォータープルーフ系（マスカラ・アイライナー）
✅濃いめのリキッドファンデや下地
✅日焼け止めの重ね塗りや密着力の強いタイプ使用時

クレンジングと併用する場合の正しい順番

もちソープをクレンジングと一緒に使う場合は、基本的な順番に従えばOKです。

クレンジング → もちソープ（洗顔）

この順番で使うことで、クレンジングで油性の汚れを落とし、もちソープで水性の汚れや不要な角質をすっきり洗い流すことができます。
また、「パック洗顔」としてもちソープを活用する場合は、

・クレンジング後に泡立てた状態で3～5分ほど肌に乗せておく

というやり方がおすすめです。

アレンシアの洗顔料（クレンザー）「もちソープ」はマツエク中でも使える？

アレンシアのもちソープは、まつげエクステンション（マツエク）をしている方でも使用可能です。公式Q&Aにも、その旨が明記されています。

公式Q&Aでは「マツエク中も使用OK」と明記

Qoo10公式のQ&Aには「もちソープはマツエク中でも使用可能」と記載があり、実際に使用しているユーザーのレビューでも「取れやすくなった感じはしない」「目元にも使えた」といった声があります。
ただ、マツエクの接着剤の種類や装着状態によっては、落ちやすくなる可能性もあるため、念のため事前に少量でのテスト使用や、施術サロンへの確認をおすすめします。

摩擦を避けるための洗い方のポイント

マツエクをしている場合は、なるべくこすらない・擦り込まない洗い方を意識することが大切です。

✅泡をしっかり立てて、こすらず乗せるように洗う
✅特にまぶたや目元は「泡を押し当ててなじませるだけ」
✅洗い流すときはシャワーの直当てを避け、ぬるま湯で優しくすすぐ

こうしたポイントを意識すれば、マツエクへのダメージを抑えながら、もちソープの洗浄力をしっかり活かすことができます。

もちソープでの洗顔後のスキンケアの流れ

もちソープで洗顔を終えた後の肌は、余分な皮脂や古い角質が落ちて、スキンケアの浸透が良くなる状態になっています。
ここでしっかりと保湿ケアまで行うことで、乾燥を防ぎ、透明感のある肌をキープしやすくなります。

洗顔後のスキンケアは「化粧水→美容液→乳液orクリーム」

洗顔後のスキンケアは、以下の順番が基本となります。

化粧水 → 美容液 → 乳液またはクリーム

1.化粧水

肌の水分バランスを整え、次に使うアイテムのなじみをよくします。乾燥しやすい人は、重ねづけしてもOK。

2.美容液（必要に応じて）

美白やエイジングケアなど、悩みに合わせて取り入れるアイテム。もちソープ後は浸透しやすいため、集中ケアに最適なタイミングです。

3.乳液またはクリーム

化粧水や美容液で補ったうるおいを閉じ込める役割。さっぱり派は乳液、しっとり感を重視するならクリームを。

もちソープ後のアフターケアで意識したいポイント

もちソープは、洗い上がりがすべすべでつっぱらないという声も多いですが、「つっぱらない＝保湿不要」というわけではありません。むしろ肌が整いやすいもちソープでの洗顔後こそ、きちんと保湿を重ねておくことで、もちもち感が長持ちします。

洗顔後は時間をあけずにスキンケアを開始する

水分の蒸発を防ぐため、洗顔後5分以内を目安にスキンケアを始めましょう。

摩擦を避けてなじませる

タオルドライや化粧水のパッティング時も、こすらずやさしく包み込むように。

乳液・クリームは手のひらで押さえて密着させる

保湿成分を肌にしっかり留めておくイメージでハンドプレスがおすすめです。

もちソープの保管方法は常温でOK？冷蔵庫は必要ない？

もちソープ開封後は常温で問題なし。未開封の長期保管は冷蔵がおすすめ

アレンシアの公式回答によると、開封後に使用中の状態であれば、常温保管で問題ありません。
ただ、「複数購入してしばらく使わずに保管する場合」は、冷蔵保存がおすすめされています。
これは、地域や季節によって湿度や気温が異なるため、未使用の石鹸が高温・多湿な環境にさらされて変質したり、溶けやすくなるのを防ぐためです。

湿気・溶け崩れを防ぐためのコツ

もちソープは、泡立ちの良さや柔らかめの使用感が特長のため、湿気や水分を含んだまま放置すると溶けやすくなる傾向があります。以下のような対策をとると品質が維持されやすくなります。

✅使用後は水気をよく切る
✅ソープディッシュやネットなどで浮かせて乾かす
✅湿度の高い浴室内に放置せず、風通しのよい場所に保管

夏場にやわらかく感じる場合でも、開封後であれば冷蔵保管は必須ではありませんが、肌が熱を持ちやすい人の中には、冷蔵保存したもちソープを使っているケースもあるようです。

もちソープは妊婦でも使える？敏感期の注意点

妊娠中は肌が敏感になりやすく、使うスキンケアにも慎重になる方が多い時期です。
アレンシアの「もちソープ」は、妊娠中でも基本的には使用可能とされていますが、いくつか注意点もあります。

妊娠中の使用は「基本的にOK」だが、肌状態に応じて判断を

Qoo10のアレンシア公式ショップのQ&Aによると、「妊娠中でも使用しても問題はございません」との回答がされています。
ただし、アレルギーやアトピーなどの皮膚疾患がある場合は、専門医に相談してからの使用が推奨されています。
妊娠中は肌のバリア機能が一時的に低下しやすく、今まで使えていたスキンケアが突然合わなくなるケースもあるため、慎重に選ぶ姿勢が大切です
念のため、初回は狭い範囲でパッチテストを行ってから使いましょう。

もちソープの香料や刺激が気になる場合は？

アレンシアのもちソープシリーズには、種類によって香りや配合成分に違いがあります。
香料や精油系の成分に敏感な方や、妊娠中ににおいに敏感になっていて、普段よりにおいに不快感を覚えやすくなっている方は、なるべく香りの穏やかなタイプ（例：カレンデュラ、ライスグローなど）から試すとよいでしょう。

念のためにパッチテストを

妊娠中は肌の変化が起こりやすいため、特に初めて使う製品は使用前にパッチテストをしたほうがよいでしょう。

簡単なパッチテストのやり方

1.洗顔料を少量、二の腕の内側など皮膚の柔らかい部分に塗る
2.10〜15分ほどそのまま置く（洗顔料の性質上、乾く前に軽く洗い流してもOK）
3.24時間以内に赤み・かゆみ・腫れなどの異常が出ないか確認

異常がなければ基本的には使用して問題ないと判断できますが、肌の不調を感じたらすぐに使用を中止してください。

まとめ：Arencia（アレンシア）の洗顔料（クレンザー）の正しい使い方｜毎日使える？メイク落としは可能？W洗顔は必要？

この記事の内容をまとめます。

✅アレンシア「もちソープ」は基本的に泡立てて使う固形洗顔石けん。

✅毎日の洗顔に使えるが、朝からパック洗顔する人も。

✅泡立てネットを使うとモチモチ泡がつくりやすい。

✅アレンシアの「もちソープ」は、公式に「W洗顔不要」と明記されており、1回の洗顔で日焼け止めや軽いメイク程度なら落とせるとされている。

✅メイク落としとして使う場合は、まず直接肌に塗ってなじませてから泡立てる。

✅ウォータープルーフ系メイクにはポイントリムーバーの併用が安全。

✅マツエク中でも使えるが、擦りすぎや泡残りに注意。

✅保管は常温でOK。溶けやすいためソープディッシュの使用が望ましい。

✅妊娠中でも使用OK（公式Q&Aより）が、不安がある方は念のためパッチテスト推奨。

アレンシアの「もちソープ」は、洗顔石けんとしては珍しく種類が多く、さらに「パック洗顔」や「メイク落とし兼用」など、使い方にも幅があります。
ただ、実際にそれらをやってみるとなるとどうしたらよいのかわかりにくいです。この記事ではそのやり方も具体的に説明してきました。
「もちソープ」はそのコンセプトから、泡立ちなどで戸惑う方もいらっしゃると思いますが、洗浄力、保湿力、肌へのやさしさなどで非常に優れ、スペシャルケアまで可能な「高機能」洗顔料です。
サイズは120g/50gとあるので、まずは試してみたいという方は「50g」から購入してみてはいかがでしょうか。

本記事は、一般的なスキンケア成分の情報を提供するものであり、医学的な助言や治療を目的としたものではありません。
実際の使用方法については、メーカーの公式情報を確認し、ご自身の肌状態に合わせて判断してください。