Amazonや楽天のスキンケアカテゴリで人気を集めている韓国コスメブランド「トリデン(Torriden)」。
トリデンは美容液の評価が高いスキンケアブランドですが、スキンケアアイテムの中ではとりわけパックが人気です。
たとえば乾燥肌・インナードライ向けの保湿パック「ダイブインパック(青)」は、Amazonで月間3000点以上購入されています(2025年5月時点)。
ですが、よく見るとトリデンのパックは青・緑・オレンジと3種類あることに気づかれて、この記事に来られたんだと思います。
この記事では、トリデンのパック3種類3色(青・緑・オレンジ)の違いと選び方、各製品に期待できる効果、そしてトリデンのパックと類似したパックとの比較といった内容を解説していきます。
トリデンのパックは全部で3種類|色と特徴で分かれています
トリデンのシートパックは、「青」「緑」「オレンジ」の3種類。
それぞれ、肌の悩みに応じて成分構成が異なり、使い心地や得られる効果にもはっきりと違いがあります。
ここでは、各パックの主な成分と特長、そしてどのような肌悩みに合うかを整理してご紹介します。
①青:ダイブインパック|乾燥・インナードライ肌に
スキンケア商品名としての「DIVE IN」の意味合い
「ダイブイン(DIVE IN)」は英語表現で、直訳すると「飛び込む」「浸かる」「突っ込む」といった意味になります。
トリデンがこの名称に込めているのは、
「肌の奥深くまでうるおいが浸透する」
「水分補給にしっかり“飛び込む”ような感覚」
というイメージです。
韓国コスメでは「DIVE IN」はわりとポピュラーな言い回しで、「保湿・水分浸透」を想起させる名称として採用される傾向があります(特にウォーター系のラインで)。
要するに、「DIVE IN=うるおいに深く浸る(=しっかり保湿)」と覚えておくとイメージしやすいです。
トリデンのダイブインシリーズの特徴
トリデンの大分インシリーズは以下のような特徴があり、「うるおいに深く飛び込む」というブランドメッセージと合致しています。
✅低~高分子ヒアルロン酸の多層構成
✅水分チャージ・保湿力の高さ
✅みずみずしい質感
ダイブインパック(青)の主な成分(5種のヒアルロン酸/パンテノールなど)
「ダイブインパック(青)」は、乾燥による肌のごわつきや、内側がつっぱる“インナードライ”に悩む方に向けた保湿特化型のパックです。
5種類のヒアルロン酸(高・中・低分子を組み合わせ)
肌表面から角質層までしっかりうるおいを届ける
D-パンテノール
水分保持をサポートし、乾燥による刺激を和らげる
アラントイン
肌荒れを防ぎ、肌のコンディションを整える
ヴィーガンセルロースシート使用
ぷるとろ質感で肌に密着し、摩擦レスな使用感
おすすめの肌質・悩み・使いたい場面
✅インナードライで、肌の奥がつっぱる感じがする方
✅空調や季節変化で肌がカサつきがちな方
✅混合肌だけど部分的に乾燥が気になる方
✅毎日の保湿ケアに、軽やかでべたつかない仕上がりを求める方
ユーザーの声(Amazonレビューより)
「夜に使って寝ると、朝には肌がもちっとして乾燥が気になりません」
「セラムと併用してライン使いすると、保湿の持続力が全然違います」
「しっかりうるおうのに、ベタつかない。メイク前にも使いやすい」
「混合肌だけど、これならTゾーンもテカりにくい」
②緑:バランスフルシカパック|肌荒れ・ニキビ・ゆらぎ肌に
主な成分と特長(CICA複合体/テンセル素材など)
「バランスフルシカパック(緑)」は、ニキビや赤みが出やすい“ゆらぎ肌”に向けた、鎮静重視のパックです。
“バランスフル”はトリデン独自の造語で、「肌バランスを整える力に満ちた」という意味が込められていると考えられます。
季節の変わり目やホルモンバランスの乱れなどで不安定になった肌を、CICA成分でやさしく整える処方です。
トリデン独自のCICA複合成分(T-パーセントカーミングコンプレックス)
ツボクサエキス、マデカッソシドなど計5種の鎮静・保湿成分をリポソーム化して浸透力を高めた処方
テンセル×バンブーのヴィーガン認証シート
肌当たりが柔らかく、敏感な肌にも安心
皮膚刺激テスト済み
デリケートな時期でも使いやすい
おすすめの肌質・悩み・使いたい場面
✅生理前などでニキビができやすい方
✅肌が敏感になりがち、季節の変わり目に肌荒れしやすい方
✅ストレスやマスク着用で赤み・かゆみが気になる方
✅普段は別のパックを使っているが、“鎮静用”の1枚を常備したい方
ユーザーの声(Amazonレビューより)
「赤ニキビができた時にこれを使うと、翌朝には落ち着いています」
「美容液がしっかり入っているのに、刺激がなくて安心できる」
「ご褒美感あるパック。春先の肌荒れにすごく助けられました」
「ゆらぎやすい肌でもピリピリしないのが嬉しい」
③オレンジ:セルメイジング ビタCブライトニングパック|くすみ・毛穴・透明感ケアに
主な成分と特長(ビタミンC誘導体/ナイアシンアミドなど)
「セルメイジング ビタCブライトニングパック(オレンジ)」は、肌のトーンを整えたい人や、くすみ・毛穴が気になる方に向けた透明感重視のパックです。
“セルメイジング”は「Cell(肌細胞)」と「Amazing(驚くほどの変化)」を組み合わせた造語で、ビタミンCやグルタチオンなどの美容成分によって、肌のくすみや毛穴の目立ちをケアし、細胞レベルで透明感を引き出すという意味が込められているものと思われます。
5種類のビタミンC誘導体
肌に負担をかけずに安定して届けられるようリポソーム化
ナイアシンアミド+グルタチオン
明るく透明感のある印象へ導く
保湿成分(5種のヒアルロン酸)+整肌成分(パンテノール・アラントイン)
保湿成分(5種のヒアルロン酸)+整肌成分(パンテノール・アラントイン)で保湿ケアも同時に実現
無香料・べたつかない仕上がり
無香料・べたつかない仕上がりなので、朝も使いやすい
おすすめの肌質・悩み・使いたい場面
✅なんとなく肌がくすんで見える、透明感がほしい方
✅毛穴の開きが気になる方
✅メイクノリを良くしたい朝のケアに
✅紫外線対策として、日中ケアの一環として取り入れたい方
✅年齢サインの入口ケアや、軽めのエイジングケアを始めたい方
ユーザーの声(Amazonレビューより)
「肌のトーンが整って、朝のメイクがしやすくなりました」
「ピリピリ感がなく、敏感肌でも安心して使えました」
「高密着で、しっかり成分が入っている感じがします」
「くすみ対策として週2回使っていますが、手応えあります」
肌悩みに合わせて選ぶ|3種類の特長をひと目で整理
トリデンのパックは、それぞれ「何に効くのか」が明確に分かれています。
どれを選べばいいか悩むときは、まず自分の肌悩みや目的をはっきりさせることが第一です。
以下の早見表で、自分に合うパックを確認してみてください。
肌悩み別おすすめパック早見表
肌の状態・悩み | おすすめの色 | 主な理由 |
---|---|---|
肌が乾燥する/インナードライ | 青(ダイブイン) | 水分を補って保湿バリアを整える |
季節の変わり目に荒れやすい | 緑(バランスフルシカ) | CICA配合で敏感期の鎮静に向く |
ニキビ・吹き出物が出やすい | 緑(バランスフルシカ) | 抗炎症・皮膚バリアサポートに優れる |
肌がくすむ/透明感がない | オレンジ(ビタC) | ビタミンC+ナイアシンアミドで明るい印象に |
毛穴の開き・ざらつきが気になる | オレンジ(ビタC) | キメを整え、なめらかに |
複数の肌悩みがある場合は「青」が万能型
肌悩みがひとつに絞れない場合や、どの色の作用が今の自分にとって一番必要かわからないときは、青(ダイブイン)パックから始めるのが無難です。
保湿はスキンケアの基本、「ベース(土台)」だからです。
青を選ぶ理由は以下のとおりです。
✅肌の水分バランスが整うことで、他の悩み(テカリ・赤み・毛穴)が落ち着く方向にいく可能性がある。
✅重すぎず軽すぎない使用感で、朝夜どちらにも使いやすい
✅トリデンのパックの中でももっとも販売数、レビュー数が多く、評価が安定している
トリデンのパックに似た製品は?比較でわかる選び分けのポイント
トリデンのパックはそれぞれ「保湿」「鎮静」「透明感」と目的が明確に分かれていますが、似た性格を持つパックも他ブランドから販売されています。
ここでは、Amazonや楽天などで購入しやすい、用途・使用感が近いパックを目的別に紹介します。比較検討する際の参考にしてください。
なお、ここでご紹介する商品は、目的や肌悩みごとに「似ている成分構成・使用感」を持っていますが、トリデンの処方やシート素材、リポソーム技術などが独自であることは変わりません。
ですので、ここで上げるような他ブランドがしっくりこなかったかな…?という方は、トリデンを試してみる価値は十分にあると思います。
①ダイブインパックに似た保湿パック
トリデン ダイブインパックの特長(青)
・5種のヒアルロン酸配合で角層まで水分補給
・軽やかでべたつきにくく、混合肌にも向く
・敏感肌にも安心な無香料・低刺激処方
類似製品(保湿系)
VT CICA デイリースージングマスク
CICA+ヒアルロン酸で、保湿と鎮静のバランスが取れたデイリーパック。60枚入りでコスパも良く、毎日使える軽さが特徴。
メディヒール N.M.F アクアリング アンプルマスク EX
高・中・低分子のヒアルロン酸+アラントイン。しっかり保湿するのに、肌に残らないすっきり使用感。乾燥肌〜混合肌に対応。集中ケアに向いています。
メディヒール THE N.M.F 365 アクアマスク
毎日使えることをコンセプトにした高保湿シートマスク。独自成分HYDRODEEPER™を配合し、肌の角質層まで潤いを届けます。軽やかなテクスチャーで、日常使いに適しています。
ANUA(アヌア)PDRNヒアルロン酸カプセル100セラムマスクパック
PDRNセラムの美容成分を含んだ水分グロウマスクパック。水分をたっぷり含んだ透明なゲルシートが肌にピッタリと密着し、潤いを与えます。
②バランスフルシカパックに似た鎮静系パック(CICA系他ブランド)
トリデン バランスフルシカパックの特長(緑)
・独自のCICA複合成分をリポソーム化
・敏感肌やニキビができやすい肌にも使える
・テンセル×バンブー素材で肌当たりもやさしい
類似製品(鎮静系)
VT CICA マイルドトナーパッド
VT CICA スリーピングマスク
ツボクサエキス+パンテノール。VTのCICAラインは鎮静と肌バリアサポートに特化。肌がゆらいでいる時期の救世主的存在。
メディヒール ティーツリー ケアソリューション EX
ティーツリー+CICA系成分で、ニキビ・赤みを抑えるパック。脂性肌〜敏感肌のケアに強く、Amazonでも常に上位。
クリアターン CICA モイストマスク フェイスパック
コーセーのCICAマスク。CICA成分ツボクサエキス配合。毎日積み重なる外的ストレスにより、刺激を受けやすくなっている肌を、健やかな状態へ。
ビタCブライトニングパックに似た透明感ケアパック(ビタミン系)
トリデン セルメイジング ビタC ブライトニングマスクの特長(オレンジ)
・5種のビタミンC誘導体+グルタチオン+ナイアシンアミド
・トーンアップ、くすみケア、毛穴対策を一度に
・リポソーム化で安定性と浸透性を確保
類似製品(ブライトニング系)
メディヒール ビタ ライトビーム エッセンシャル マスク EX
ビタミンC誘導体+ナイアシンアミドで明るさとハリ感をプラス。コットンタイプで肌あたりもマイルド。
パーフェクトワンフォーカス VCチャージスムースマスク
国内ブランド。ナイアシンアミド+ビタミンCで、透明感+毛穴の両面をカバー。肌荒れ防止成分も配合されており安定感が高い。
まとめ:トリデンマスクパック3色の違い・効果・成分まとめ|青・緑・オレンジどれ?
この記事の内容をまとめます。
✅トリデンのパックは青・緑・オレンジの3種類に分かれており、それぞれ目的や成分が明確に異なる。
✅青(ダイブインパック)は、5種のヒアルロン酸で水分不足をしっかり補う保湿特化型。軽やかで毎日のケアに使いやすい。
✅緑(バランスフルシカパック)は、CICA複合成分によって肌荒れ・ニキビ・ゆらぎ肌をやさしく鎮静する処方。
✅オレンジ(ビタCブライトニングパック)は、ビタミンC誘導体とナイアシンアミドでくすみ・毛穴・透明感ケアを一度にこなすタイプ。
✅使用感はどれも低刺激設計。敏感肌でも使いやすい点がAmazonレビューでも高評価。
✅肌悩みが明確な人には選びやすく、複数の悩みを抱える人は“保湿=青”を基軸にするとバランスが取りやすい。
✅美容液の評価が高いトリデンだけあり、1枚に27mlもの美容液が含まれており、贅沢感がある。
✅価格はやや高めだが、その分“しっかり実感がある”“肌が変わった”と絶賛するユーザーが目立つ。
✅似た製品も多く存在するが、シート素材やリポソーム技術、成分設計の丁寧さでトリデンは一線を画している。
トリデンは美容液の評価が高く、1枚のマスクパックに美容液1本分27mlもの美容成分が含まれています。
トリデンパックの人気が高いのは、数あるマスクパックの中でもとりわけ1枚当たりの美容液の量が多いからです。
その分1枚当たりのマスクパックの単価がAmazonで購入するとして50円程度とやや高めではあります。
ただ、その分トリデンパックを使った人の評価は「肯定的」というより「絶賛」の傾向が強いように感じます。たしかに使ってみるとその評価にも納得します。
是非、お試ししてみて、「違い」を確認してみることをおすすめします。