ナンバーズイン 5番 パック、正式名称『ナンバーズイン 5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク』は、くすみや色ムラをケアして、肌に透明感を与えてくれる、人気の韓国発シートマスクタイプのスキンケアパックです。
2025年5月時点ではAmazon月間販売数8000点超の人気商品ですが、「ナンバーズイン 5番 パック ヒリヒリ」「赤くなる」「痛い」といった検索ワードも見受けられます。
この記事では、なぜこうした検索がされるのか、成分・肌状態・使い方といった観点から分析し、対処法をまとめていきます。
ナンバーズイン 5番 パックとは?
「ナンバーズイン(numbuzin)」は、肌悩みや目的に合わせて“番号”でスキンケアを選ぶスタイルが特徴の、韓国発の人気スキンケアブランドです。
Amazonや楽天市場などの通販サイトでも高評価を得ており、日本国内でもファンが増えつつあります。
「白玉グルタチオンCふりかけマスク」ってどんなパック?
「ナンバーズイン5番パック」の正式名称は『ナンバーズイン 5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク』。

ナンバーズイン 5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク
・グルタチオンが主成分
・くすみや色ムラをケアして肌に明るさと透明感をもたらすことが目的
シートマスクタイプのスキンケアアイテムです。
マスク上にふりかけて使用する「グルタチオンCパウダー」がユニークなポイントで、よりフレッシュな状態で有効成分を肌に届けるという設計になっています。
特に肌トーンのケアや、ワントーン明るい印象を目指したい方に向けた処方です。
詳しい使い方や使用ステップは別記事で
以下の記事で使う手順や貼り付け時間、頻度などの注意点を詳しくご紹介しています。
また、5番以外のアイテム(5種)の簡易的な説明もしています。
この記事とあわせてチェックしてみてください。

「ナンバーズイン 5番 パック ヒリヒリ・赤くなる・痛い」という検索ワードがある理由は?
「ナンバーズイン 5番 パック」に関連して、「ヒリヒリする」「赤くなる」「痛い」といった検索ワードが見受けられます。
これは実際に違和感を覚えた一部の方がいた可能性を示すものですが、実態としては、製品の成分そのものが原因というよりは、使う側の肌状態や生活環境に起因するケースが多いと考えられます。
以下では、こうした検索がされる背景として考えられる主な要因を整理してみます。
① 肌バリアが不安定なときに使用してしまった
肌はつねに“ゆらいでいる”
生理周期や季節の変わり目、睡眠不足、ストレスの蓄積など──肌はさまざまな要因で一時的にバリア機能が低下することがあります。
そのような状態のときには、普段は気にならない成分でも「ヒリヒリする」「しみる」と感じやすくなります。
✅生理前後
✅季節の変わり目(気温差・湿度差)
✅睡眠不足やストレスが重なっている時期
✅過去に肌荒れを経験した直後の“回復途中”
成分の“刺激の強さ”ではなく、肌の“状態”による反応
ナンバーズイン5番パックに配合されているグルタチオンやナイアシンアミドは、いずれも一般的には刺激性が低いとされる成分ですが、肌状態が不安定なときには“しみる”“ピリつく”と感じられることもあります。
これは製品が「強い」「刺激的」ということではなく、肌が一時的に受け入れられる状態ではなかったことによる反応といえるでしょう。
② 配合成分が使用する人の肌に合わなかった可能性
ナイアシンアミドやビタミンC誘導体による反応
ナンバーズイン5番パックには、肌のトーンケアを目的としてナイアシンアミドやビタミンC誘導体が含まれています。
ナイアシンアミドやビタミンC誘導体は美白成分として非常に人気が高く、くすみやトーンのケアを目的とした化粧品に多く使われており、明るい印象の肌を目指したい方から支持されていますが、人の肌状態によってはピリつき・赤みなどの“反応”が出ることがあるとされています。
しかしながら、これらの成分は一般的には特別刺激性が高い成分とは認知されていません。
敏感肌の人にとっての「刺激性」はあくまで個人差
化粧品成分は、“刺激性”が万人に当てはまるわけではありません。
敏感肌の一部の方にとっては、ナイアシンアミドやビタミンC誘導体といった、一般的には特に刺激性が高いわけでもないと受け入れられている化粧品成分でも、肌バリアが揺らいでいる時期や濃度、組み合わせ次第で反応が出ることがあります。
あくまで個々人の肌との相性が影響していることを認識してください。
③ パック時間や頻度が適切でなかった
長時間の使用や高頻度の使用による“オーバーケア”
ナンバーズイン 5番 パックは1箱に4枚入りで、価格帯も決して安くはありません。そのため
「せっかくなら1枚を最大限に活かしたい」
「長く貼っていた方が効果が出る気がする」
と考えて、つい規定時間以上使ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、推奨されている10〜15分以上貼りすぎると、肌がふやけてバリアが弱まり、成分への反応が出やすくなることがあります。
また、「毎日使えば早く効果が出るかも」と期待して連日使用することも、敏感肌や乾燥肌の方にとっては負担になります。
他アイテムとの併用で肌に負担がかかることも
使用前後にピーリング系のアイテムやビタミンC美容液などを併用している場合、肌への刺激が重なって違和感の原因となることもあります。
スキンケアは“組み合わせ”によって印象が変わるため、「このパック単体では問題なくても、併用アイテムが影響している」というケースもあり得ます。
ナンバーズイン5番パックで「ヒリヒリ・赤くなる・痛い」を防ぐための使い方のコツ
この記事に来られた方は、ナンバーズイン 5番 パックを使ったあとに「ヒリヒリする」「赤くなった」「少し痛いかも」などのトラブルを感じて、不安になった方だと思います。
ここでは、そうした違和感をできるだけ避けるためのポイントをいくつかご紹介します。
とくに敏感肌の方や、初めて使用して肌トラブルを感じた方は、以下の点を意識して使い方を再考してみてください。
肌が安定している時期を選ぶ
季節の変わり目や“ゆらぎ期”はスキンケアを避けるのがベター
肌が揺らぎやすいタイミング──たとえば季節の変わり目、生理前後、睡眠不足が続いた時期などは、バリア機能が一時的に低下しがちです。
このような時期には、どんなスキンケアでも刺激を感じやすくなるため、スキンケア自体をお休みするのが正解です。
パッチテストをしてから使う習慣を
初めて使用するアイテムは腕の内側などでパッチテストをしてから顔に使いましょう。
とくにナイアシンアミドやビタミンC誘導体といった肌の相性により反応が出やすい成分を含む製品は、自分の肌との相性を事前に確認しておくと、後のトラブルを防ぎやすくなります。
使用時間は必ず10〜15分以内に
長時間の貼りすぎ=効果アップ、ではない
「貼っている時間が長いほど効きそう」と思う方も多いかもしれません。
ですが、シートマスクは“長時間の使用=逆効果”になることがあるので、適切な貼り付け時間を確認し、守るようにしましょう。
放置しすぎると「逆転乾燥」が起こる理由
マスクが乾きはじめると、今度は肌から水分を吸い取る方向に働いてしまいます。
この状態を「逆転乾燥」といい、使った直後はうるおったように見えても、数時間後には乾燥やつっぱりを感じやすくなる恐れがあります。
使用時間は商品パッケージの使用方法にあるとおり、10〜15分を守り、「少し早めにはがす」くらいの意識でもちょうど良いです。
敏感肌を自認している方は“最初は週2回程度”から慎重に始めるのがおすすめ
肌に慣らしていくステップが大切
とくに敏感肌や乾燥肌を自認している方は、「毎日使う」よりも週2〜3回から少しずつ肌に慣らしていくのが現実的です。
はじめのうちは、「今日は肌の調子どうかな?」と様子を見ながら取り入れるのが無難です。
合わないと感じたら「4番パック(鎮静系)」も検討を
もし5番パックでどうしても刺激を感じるようであれば、いったん使用を中止し、肌を整える目的で『4番パック(鎮静系)』に切り替えてみるのもひとつの方法です。
肌の状態が安定してきたと感じられたタイミングで、再度5番パックを試してみる──という流れであれば、肌への負担も抑えつつ使い分けがしやすくなります。
どうしてもナンバーズイン 5番 パックの刺激が気になるときの代替策
ナンバーズイン 5番 パックを使用した際にヒリヒリ感や赤みを感じた場合、「少し時間を置けば治まるかな」と無理に続けるのはおすすめできません。
肌が違和感を示した時点で、いったん距離をとったほうがよいです。
ここでは「それでも透明感ケアは続けたい」「似た目的で肌にやさしいものを探したい」という方に向けて、刺激を感じにくい代替アイテムやアプローチの選び方をご紹介します。
鎮静タイプの「4番パック」との使い分けを考える
ナンバーズインの「4番パック」は、ツボクサエキス(CICA)などの鎮静成分を中心に処方された、肌を落ち着かせたい方向けの設計になっています。
もし5番でトラブルが出た場合は、たとえば、
・しばらく4番を使用して肌の状態を整える → その後で5番を“週1回ペース”などから再開する
といったような方法を推奨します。
刺激が気になるなら「日本製の低刺激美白アイテム」からスタートも
ナンバーズインは韓国ブランドらしく、比較的「効果実感の強さ」を重視した設計になっている傾向があります。
そのぶん、肌が揺らぎがちなタイミングでは「ちょっと刺激が強いかも…」と感じる人もいるかもしれません。
そういった方には、日本製の“マイルド美白系”化粧水や美容液から始めるのも一つの手です。
✅無香料・無着色・アルコールフリーの低刺激処方製品
✅敏感肌向けブランド(例:キュレル、d プログラム、ファンケルなど)の美白ライン
✅医薬部外品で美白有効成分が明記されているもの(アルブチン、トラネキサム酸など)
こうした“守り重視”のアイテムをベースに、肌の状態が安定してきたら、少しずつナンバーズインを取り入れていってみる──というステップも選択肢として考えられます。
「パック自体が合わない肌質」もあると心得ておく
パックはどうしても「水分・密閉・成分の一括浸透」が一度に起こるため、肌質によってはそもそもパック自体が負担になる方もいらっしゃるでしょう。
パックを使うと…
✅肌がふやけやすい
✅接触時間が長くなるのが苦手
✅熱がこもって赤みが出やすい
──こうした傾向がある方はいらっしゃるようです。
もしVTやルルルンなどの他ブランドのパックに切り替えるよりは、パックよりも穏やかに成分が浸透する美容液やクリームでじっくりとスキンケアをすすめていったほうが良いかと思います。
まずは
・ナンバーズイン5番の美容液あるいはナンバーズイン5番のクリーム単品を取り入れる
・問題がなければ化粧水もナンバーズイン5番に切り替える。
・そこまでにトラブルが起こらなければ最後にパックを検討する
「肌に合うかどうかは、どのアイテムも一度にたくさん使わず、1種類ずつ試して様子を見る。」というように段階的に切り替えていったほうが安全であり、肌トラブルのリスクが小さくなる分、目的にかえって近づきます。
ナンバーズイン5番美容液
ナンバーズイン5番クリーム
まとめ:ナンバーズイン5番パックが合わないかも?と感じたら
この記事の内容をまとめます。
✅ナンバーズイン 5番 パックは、くすみ・色ムラ・トーンケアに特化した人気の韓国シートマスク。
✅一方で「ヒリヒリする」「赤くなる」「痛い」といった検索がされることもあり、肌との相性には個人差がある。
✅肌バリアが不安定なタイミング(生理前後・季節の変わり目など)では、通常よりも刺激を感じやすくなることがある。
✅ナイアシンアミドやビタミンC誘導体などの成分が、肌状態によっては一時的に合わない場合も。
✅パックの使用時間を10〜15分以内に抑える、頻度を週2回からにするなどの調整が効果的。
✅刺激が気になる場合は、いったん使用を中止し、鎮静系の「4番パック」で肌を整えてから再挑戦する方法も。
✅より低刺激な選択肢として、日本製の敏感肌向け美白アイテム(キュレル・d プログラムなど)を使うのも選択肢。
✅パック自体が肌に合わない方は、ナンバーズインの美容液やクリーム単品から段階的に取り入れるのがおすすめ。
✅スキンケアアイテムは一度に切り替えず、1つずつ慎重に取り入れて肌との相性を見極めるのが安全。
ナンバーズイン5番パックが合わないかも?と感じたら、無理に続けず、まずはいったん使用を中止し、様子をみることが大切です。
肌の状態に合わせて、よりマイルドな製品やステップに切り替えていくことで、トラブルの再発も防ぎやすくなります。
なお、赤みやヒリヒリといった違和感が24時間以上続く場合は、「まあ、大丈夫だろう」と安易に自己判断せずに、皮膚科に相談することも検討してください。
「これくらいなら大丈夫」と思ってしまいがちですが、早めに専門の目で見てもらうことで、症状の悪化を防ぎ、スキンケア再開にもつながります。