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リードルショットとレチノール美容液を併用して大丈夫?実はレチノールが入ったリードルショットもあります!

リードルショットとレチノール美容液を併用して大丈夫?実はレチノールが入ったリードルショットもあります!
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韓国スキンケアブランドVTの「リードルショット」は「マイクロニードル(美容針)」という話題の技術を使用したスキンケア化粧品の先駆者的存在。“肌をつるんと整えたい”“モチモチのキメ肌になりたい”人たちの間で人気です。
リードルショットと同じくらいスキンケア化粧品で人気となっているのが、レチノールを主成分としたアヌア レチノール美容液、トゥヴェール「レチノショット0.1」などのレチノール化粧品です。
「これら人気のスキンケアアイテムを併用すれば、早く肌がツルツルモチモチになるんじゃない?」
「でもこれらのスキンケア化粧品のHPを見るとなんだか注意書きがいっぱいある…一緒に使って大丈夫かな…?」
ちょっぴり不安になってこの記事にたどり着かれたのだと思います。
そうですね、併用するのは実はかまわないのですが、実際、注意したほうがいいことはあります。
この記事ではリードルショット、レチノール化粧品を併用していい理由、併用する場合は何に気を付けるべきなの?ということについてわかりやすく、簡潔に説明します。

リードルショットとレチノールは併用できる──“刺激管理”がカギです。

併用できないなら「レチAリードルショット」は存在しません

「リードルショットとレチノールって、併用しても大丈夫?」という問いに対して、

ひとつの“答え”になっているのが「レチAリードルショット」の存在です。

VTのレチAリードルショットは、「針刺激(スピキュール)」と「レチノール成分」を同時に配合した処方。

つまり、メーカー自身が
・リードルショット
・レチノール成分
「この2つは併用できる」と判断して、あえて1本にまとめてきているわけです。
仮に併用が“絶対NG”なら、こうした製品は出てきませんよね。

もちろん、どんな肌にもOKという意味ではないですが、リードルショットとレチノールはスキンケアとして共存は可能ということです。

ご注意:レチAリードルショットはVT公式VT楽天公式で販売されています。
VT公式、VT楽天は韓国VTからの直送(並行輸入)という形をとっています。
日本の倉庫にはレチAリードルショットの品揃えがないようで、Amazon、Qoo10のVT公式にはレチAリードルショットの取り扱いはありません。

「目的は近いが、アプローチが違う」リードルショットとレチノール美容液2つのケアの本質

リードルショットも、レチノール美容液も、共通して「肌のキメを整える」「ハリ感をアップさせる」「つるんとした肌に導く」ようなエイジングケア的な目的があります。
ただし、そのアプローチが違います。

レチノール:成分として肌細胞に働きかけ、ターンオーバーを促す“内側からの攻め”

リードルショット:物理的な針刺激で肌の代謝を促し、成分の浸透をサポートする“外側からの揺さぶり”

どちらも“肌を変える”ことを目指している点では共通ですが、作用の仕方が違うからこそ、重ねて使うときに「刺激の重なり」に注意が必要になってきます。

美容成分が“刺激成分”になる理由

レチノールや針美容液などのスキンケア成分は、肌に変化を与えるために、あえて微細な刺激(=肌への負荷)を与えるタイプの処方が多いです。
これは悪いことではありません。

ターンオーバーを促したり、角質を整えたりするには、ある程度の“揺さぶり”が必要だからです。
ただ、その“刺激”はその人の肌の状態によって大きく変わります。

✅肌のバリア機能が正常なら、ほとんど刺激と感じない
✅乾燥していたり、ピーリング直後の肌なら、同じ成分でも刺激となり、赤みやかゆみが出やすい

つまり、美容成分が“刺激成分”になるかどうかは、その人の肌状態と、他に併用しているアイテムとの組み合わせ次第で変わってしまうんですね。
これが、「スキンケア成分の併用=化学的にNG」ではないけれど、注意が必要な理由です。

スキンケアで最も注意すべきは“刺激の総量”です

上で説明したように、化粧品同士を併用しても、科学的にNGではありません。

気を付けたいのは「その人の肌の状態では刺激となる成分の総量」がその人の肌にとってどのくらいの負担になるかという点なのです。

リードルショットとレチノール、それぞれの“刺激”を理解

レチノールの刺激性と注意点(濃度・慣れ)

レチノールは、ビタミンA誘導体の一種で、ターンオーバーの促進やハリ・シワ対策に配合される定番の美容成分です。

でもその反面、肌の状態により「皮むけ」「赤み」「かゆみ」などの刺激を感じることがあるとされれています。
これは、レチノールが肌の再生サイクルを強めに揺さぶる成分だからです。
特に以下のような条件が重なると、刺激が出やすくなるとされています。

✅高濃度タイプをいきなり使う(例:オバジ ダーマパワーX  など)
✅肌が乾燥している・敏感に傾いている状態で使う
✅使用頻度が多すぎる(毎晩使うなど)
✅初めて使うのに、“慣らし期間”を設けていない

慣れている人にとってはそこまで気にならなくても、初めて使う人や肌がゆらぎやすい人にとっては、レチノールはわりと“攻めの成分”であることは間違いないでしょう。

リードルショットの針刺激がどう肌に作用するか

リードルショットは、微細な美容成分の針(スピキュール:シカスクラブ)を肌の角層に届けることで、軽く刺激を与えるタイプのスキンケア。

たとえば、VTの「リードルショット100」「300」「700」などのシリーズは、数の違いで針の刺激レベルが変わります。

リードルショット100

スピキュール95,000本(1,900本/ml)

リードルショット300

スピキュール237,500本(4,750本/ml)

リードルショット700

スピキュール570,000本(19,000本/ml)

この美容成分の針が肌の角層に入り込むことで、

✅肌の代謝を促す(=“ターンオーバー”へのスイッチ)
✅成分の浸透を高める
✅軽い炎症反応によってコラーゲン生成などの肌再生を促す

といった作用があるとされます。

ただ当然ながら、この“美容針の刺激”は肌にとっては物理的な負担となり得ます。

肌が慣れていない人がいきなりリードルショット300や700を使うと、「チクチク痛い」「赤くなった」「皮がむけた」といったリアクションが出る可能性もあります。
つまり、リードルショットもまた“使い方と肌状態によっては刺激になる可能性が比較的高め”のアイテムといえます。

刺激となり得る成分が入ったスキンケア化粧品の併用時に注意すべき「刺激が重なるパターン」とは?

ここまで見てきたように、レチノールもリードルショットも成分的に人気の高いスキンケアアイテムではあるけれど、どちらも「肌にとって刺激になり得るアイテム」でもあります。
そのため、以下のような「刺激が重なりやすい組み合わせ」は注意が必要です。

よくある“刺激過多”の組み合わせ 備考
レチノール高濃度(オバジダーマパワーⅩなど)× リード ルショット300以上 → Wでターンオーバー刺激、赤み・皮むけのリスク
乾燥肌・敏感肌 × ニードル系美容液 → バリア機能が弱っていると刺激がダイレクトに響きかねない
レチノール × 同日のピーリング or 酸系(AHA・BHAなど) → pHや角質剥離作用が重なると肌が荒れやすい
初リードルショット × 初レチノール → 両方初めての人が同時に使うのは避けた方がいい

レチノールは夜、リードルショットは朝/週末だけにする
刺激レベルが低い「100」や「低濃度レチノール」から始める
肌が整っている感覚があるときに、短期間だけ併用する

こうした使い方を意識することで、「肌の刺激をコントロールしながら併用する」ことは現実的です。
以下は肌の刺激レベル(低〜高)に応じた「リードルショット × レチノール」の併用例です。
初心者~上級者向けで分類した表を作成しました。
レチノールアイテムは低濃度で初心者に非常に人気が高いアイテムとして「アヌア レチノール0.3」「トゥヴェール レチノショット0.1」を特におすすめします。

リードルショット × レチノール 併用パターン例

想定レベル 使用例 組み合わせ 推奨併用方法 コメント
初心者 リードルショット100 × トゥヴェール レチノショット0.1 低刺激×低濃度 同じ週でも日を分けて使う(交互使用) 肌が敏感・レチノール初心者向け。負担少なめ
初心者〜中級 リードルショット100 × アヌア レチノール0.3 低刺激×中濃度 レチノールは週2回、針は別日に 肌が安定している人なら同月に併用可能
中級 リードルショット300 × アヌア レチノール0.3 中刺激×中濃度 レチノールは夜・針は2〜3日空ける 肌慣れしていればOK。乾燥時は避ける
中級〜上級 リードルショット300 × レチAリードルショット(レチノール配合) 中刺激×中濃度(複合処方) レチAは単体使用を基本。別に針を足さない 併用ではなく“1本で完結”。刺激が増えるので重ね塗りは避ける
上級者 リードルショット700 × 高濃度レチノール(オバジ10など) 高刺激×高濃度 同時使用NG。1週間に分けて交互に 肌が強く、使い慣れている人限定。反応が出たら即中止

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じゃあスピキュールもレチノールも配合された「レチAリードルショット」を使えばいいんじゃないの?


レチAリードルショットの設計意図と安全性

「リードルショットとレチノール、どうせなら一緒に使って効果を高めたい」

──そんな声を先取りしたかのように登場したのが、VTのレチAリードルショット300です。

この製品は、

✅リードルショットのスピキュール(マイクロニードル)による刺激
✅レチノール+レチノイン酸ヒドロキシピナコロン(安定型レチノイド)
✅鎮静・保湿を意識した成分(CICA系、プロポリス、ペプチドなど)

と、“攻め”と“守り”の両方を一つの美容液に詰め込んだいわゆる「全部入り」処方です。
ただ、ここで注目したいのが販売形態。

公式サイトではレチAリードルショットは単品では販売されておらず、『シカレチAマスク』とのセット販売しかありません。(楽天公式はレチAリードルS300の単体販売)

レチAリードルS 100+シカレチA マスクセット|VT公式

レチAリードルショット自体にも、CICA成分やプロポリスなどの沈静・保湿成分は配合されています。

それでもあえて沈静マスクを別途バンドルしているという点から、メーカー自身が「それだけでは刺激ケアとしては不十分かもしれない」と心配している可能性があります。
つまり、メーカー自身が
「これ1本だけで使うと、特に初心者には刺激が強すぎるかもしれない。」

と考えている可能性が高いわけです。
このことからも、特に慣れていない人がリードルショットとレチノールを併用する場合には、かなり慎重に刺激に備えたケアを準備したほうがよいということが分かります。

「レチAリードルショット」が向く人・向かない人

こうした“攻めと守りを1本にまとめた設計”のレチAリードルショットはとても合理的ですが、誰にでも合うわけではありません。

向いている人 向いていない人
スキンケア経験がそこそこある レチノールやニードル初体験の人
肌が安定していて、刺激に強い 肌がゆらぎがち・敏感肌寄り
忙しくてスキンケアをシンプルに済ませたい 成分を個別にコントロールしたい
モチ肌・ハリを早く実感したい ゆっくり肌を慣らしたい

「レチAリードルショット=万能」ではなく、「肌が受け止められるか」が使いどころの判断基準になります。

レチAリードルショットは単品で使う?他と併用する?実践的な選択肢の提示

レチAリードルショットは基本的に、単品で使う設計です。

針刺激とレチノールがすでに入っているため、ここにさらにレチノール美容液や他のニードル系を重ねる必要はありません。
逆に、他の攻め系アイテム(例:オバジの高濃度レチノール、リードルショット700など)との併用は、肌にとってはオーバーワークになりかねません。

ただ、併用して相性が良いのは「沈静系の保湿コスメ」です。

とくにCICAやペプチド系、バリア機能をサポートするような処方のスキンケアは、レチAのあとに使うことで肌を落ち着かせ、赤みや乾燥を防ぐ手助けになります。
特に楽天公式の「レチAリードルS300」を使うならば、鎮静系の「シカレチAマスク」を併用したほうがより肌にとってはうれしいはずです。

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これはレチAリードルショットに限らず、リードルショットやレチノールを別々に使うときにも応用できる考え方です。
リードルショットやレチノール自身が刺激になり得るわけですから、それらを併用するよりは「シカレチAマスク」のような沈静コスメを併用したほうが肌にとっては安全ですし、一見遠回りなようで、結果的に肌が早く整う可能性が高いです。
スキンケアは、攻めた分、守る。バランスが大切です。

まとめ:リードルショットとレチノールは併用していい。でも「肌の声」を聞いて調整すること

リードルショットとレチノール。

どちらも人気で、肌を整えたい人にとっては頼れるスキンケアアイテムです。

そして結論からいえば──併用しても成分の相性的には問題ありません。
実際に、VTの「レチAリードルショット」のように、美容針とレチノールが1本に入った製品も存在しているからです。
ただし、大切なのは「肌への刺激をどうコントロールするか」という視点です。

・美容針も、レチノールも、肌の状態によってはそれぞれに刺激にもなり得る成分
・どちらもターンオーバーに関わる作用があるため、一度に重ねると反応が強く出やすい
・だからこそ、使用頻度・肌の状態・併用アイテムを見ながら、調整していくことが大切

レチAリードルショットのような“全部入り”処方にも、メーカーが「シカレチAマスク」をバンドルしているのは、

それ1本では刺激対策が不十分になるかもしれないという配慮の現れとも考えられます。つまり、「併用していいか?」という問いの本質は、「どう併用すれば肌に無理なく使えるか」を自分の肌に聞いてあげることにあります。
むしろ肌の声によってはリードルショットとレチノールを併用するよりも、たとえばレチノールとCICAを併用するほうがモチ肌には近いかもしれないのです。

本記事は、一般的なスキンケア製品・成分の情報を提供するものであり、医学的な助言や治療を目的としたものではありません。
実際の使用方法については、メーカーの公式情報を確認し、ご自身の肌状態に合わせて判断してください。