花西子（フローラシス）の取り扱い店舗はどこ？大阪の実店舗とオンライン購入方法まとめ

花西子（フローラシス）は、「美が、花ひらく」をコンセプトとした、美しいパッケージデザインと高品質なコスメの両方で知られる中国発のコスメブランドです。
このブランドは、中国伝統の美学と現代技術を融合させ、特にアジア女性の美しさを引き立てる製品を展開しています。
製品には、花や天然植物由来のエッセンスが含まれ、肌に優しい処方が特徴です。
また、製品デザインは中国古典美術にインスパイアされ、アイシャドウやリップには彫刻のような美しい装飾が施されています。

この記事では日本国内で花西子（フローラシス）を取り扱う店舗とオンライン購入方法について詳しくまとめています。

花西子（フローラシス）を取り扱っている店舗はある？

花西子（フローラシス）を取り扱っている店舗

結論を先に上げると、「花西子（フローラシス）」を取り扱っている店舗は

・アットコスメストア オオサカ（2024年10月現在10商品）
・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ（2024年10月現在130商品）

のみです。
百貨店、ロフト、ドンキホーテ、ヨドバシカメラ、マツキヨ…といった店舗には一切ありません。
公式オンラインショップ以外のオンライン店舗にもしあれば、それは正規品でなく、中古品、転売品、偽物のどれかになりますので、おいそれと手を出さないほうがよいでしょう。

花西子（フローラシス）を取り扱っている実店舗は国内に1店舗しかありません。

現在、日本で「花西子（フローラシス）」を取り扱っている実店舗は1店舗しかありません。
大阪のアットコスメストアが唯一の取り扱い店舗です。

店舗名：@cosme OSAKA
郵便番号：〒530-8558
住所：大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ 3F
営業時間：10:30〜20:30

@cosme OSAKAのホームページ

取扱い商品はかなり限られており、2024年10月現在では以下のようなラインナップとなっています。

・花西子 百花同心錠彫刻リップ
・花西子 双花彫刻ハイライト
・花西子 玉養桃花 ルースパウダー
・花西子 星宿彫刻4色パレット
・花西子 玉養桃花プレストパウダー
・花西子 双蓮彫刻ハイライト
・花西子 花萃浄顔 クレンジングオイル
・花西子 花浅染ブラシセット タイ族限定
・花西子 夕影マルチパレット（遊牧限定）
・花西子 桃顔純潤 クリーム＆フェイスベース

@cosme OSAKAが唯一の取り扱い店舗である理由

@cosme OSAKAが花西子（フローラシス）の唯一の取り扱い店舗となっている理由ですが、やはり物流拠点が近いからでしょう。
花西子（フローラシス）は2023年5月に物流拠点を大阪に構え、最短3日で商品を届ける体制を構築しました。@cosme OSAKAは花西子（フローラシス）の販売ショップというよりは「展示場」のようなイメージです。
花西子（フローラシス）は2017年に中国・浙江省杭州市で設立されたばかりのコスメブランドで、日本への進出は2021年にAmazonに出店です。
そして、2023年にようやく公式サイトを開設。物流拠点を日本国内、大阪に立ち上げ、日本で本格的に活動をスタートしたばかりという段階です。@cosme OSAKA以外の実店舗の販売チャンネルを広げていける段階にまだないのだと思われます。

将来的に、花西子（フローラシス）が日本の店舗に導入される見込みはある？

では、将来的に、花西子（フローラシス）が日本の店舗に導入される見込みはあるでしょうか。
正直、私はなかなか@cosme OSAKA以外の実店舗で花西子（フローラシス）を見る機会は今後しばらく来ないのではないかと思っています。
その理由を上げます。

花西子（フローラシス）の導入店は現在世界で数店舗しかない

Florasis (花西子) は、2023年時点で100以上の国と地域にデジタルプレゼンスを持ち、オンラインを通じて製品を販売しています。オフラインでは、特定の国に実店舗を展開し始めており、たとえば日本では大阪のアットコスメストア、フランスではパリのサマリテーヌ百貨店に出店しています。
中国国内では、杭州にある1,000平方メートルのフラッグシップストアが代表的な存在です。

この店舗は、東洋美学に基づいたデザインで、顧客に没入型の小売体験を提供しています。また、海南省の三亜市の免税店にも独立した実店舗があります。
ただ、世界100以上もの国と地域に進出している割には、店舗はまだ中国国内を含め、世界に片手で数えられる程度しかありません。
それどころか、並行輸入品も出回ってはいないということは、現在の世界の販売チャンネルは自社公式オンラインショップか、ここまでに上げた数店舗の旗艦店しかないということです。
世界的に見ても、一般のコスメ取り扱い店舗には出回っていないのです。

並行輸入品が出回っていないことからわかること

花西子（フローラシス）の製品は並行輸入品としても流通していません。
通常、人気のあるブランドは並行輸入品が市場に出回ることがよくありますが、それが見られないということは、海外でも一般的な流通が制限されている、もしくは独自の流通モデルに依存している可能性があります。
並行輸入品が流通していない理由として考えられる点は以下のようなことです。

限定された販売ルート

フローラシス（花西子）が意図的に公式チャネルに絞って販売している可能性があります。このような戦略により、流通をコントロールし、価格やブランドイメージを守ることができます。この場合、並行輸入品はほぼ流通しません。

グローバル展開がまだ限定的

花西子は中国を拠点とする比較的新しいブランドであり、グローバル展開の段階ではまだ限られた地域でしか流通していない可能性があります。例えば、アジアや中国国内では流通していても、欧米などの他の市場ではまだそれほど広がっていない可能性が高いです。そのため、並行輸入品が発生するほど広く海外に商品が出回っていないという状況かもしれません。

流通管理とブランド保護

並行輸入品が出回ることを防ぐため、ブランド側が流通を厳しく管理している可能性があります。たとえば、代理店契約や販売権を厳格に管理し、認可された公式ルート以外からの販売を制限することで、並行輸入の流通を抑えている可能性があります。

法規制や輸出入制限

特定の成分や規制により、ある国ではフローラシスの製品が自由に輸入できない可能性も考えられます。これも並行輸入を阻む要因の一つです。例えば、EUや米国などの化粧品規制が厳しい地域では、並行輸入が難しい可能性があります。

十分な生産能力がない

フローラシス（花西子）の商品は特殊なデザインや高品質な成分が特徴で、製造プロセスが通常の化粧品よりも複雑で手間がかかっているとみられ、一般流通を開拓できるほど十分な生産能力が確保できていない可能性があります。

フローラシス（花西子）はまだ創業間もないブランドであり、日本上陸直後にコ〇ナ渦もありました。そのような環境下では、日本でのブランド展開は実績のあるクリエイティブエージェンシー「MoldBreaking（モールドブレイキング）」のサポートをうけているとはいえ、簡単には進んでいないのかもしれません。

フローラシス（花西子）の将来の店舗展開計画は当てにならない

フローラシス（花西子）は今後5年間で世界中に50店舗を展開する計画があり、そのうちの25店舗を日本国内に設けるとの発表をしています。
しかしながら、その計画は眉唾です。
そもそも、そのようなことをするより、一般的には、日本法人を設立し、国内の百貨店やセレクトショップに商品を展開するほうがブランドの信頼性を高め、消費者の信頼を得やすいです。
フローラシス（花西子）は日本ですでに一定の知名度があり、検索回数も多いですから、わざわざ新規店舗を展開しなくても、百貨店やセレクトショップでの販売を行うほうが、さらにブランドの認知度や売上を強化することができるでしょう。
しかし、そうしないということは以下のような理由があると思われます。

生産量の制約

花西子の製品は、精巧なデザインや高品質な成分を使用しているため、大量生産が難しい可能性があります。特に、アート性の高いリップスティックやパッケージなどは、手作業や複雑な工程が含まれていることが考えられ、一定の供給量を確保するのが難しい状況かもしれません。

在庫管理の問題

大阪の物流倉庫が存在しているものの、在庫の規模は小さい可能性があります。日本国内での流通量が少なく、多くの商品が中国から直接出荷されるという現状は、在庫を大量に持つことが難しいことを示しているかもしれません。このため、アットコスメオーサカでも取り扱いアイテムは限定的です。

代理店契約を結ばない理由

日本の化粧品市場では、ウエニ貿易やブルーベルといった代理店を通じて多くのブランドが展開していますが、花西子がこうした代理店と提携していないのは、安定供給が難しいことが理由の一つかもしれません。もし十分な在庫を持ち、安定して供給できるのであれば、こうした代理店と契約して百貨店などに商品を置くことが現実的な選択肢でしょう。

戦略的なオンライン販売の維持

現状では、オンライン販売を中心とした展開に力を入れているため、実店舗での大規模展開は後回しになっている可能性もあります。オンラインでの販売は、在庫の調整がしやすく、需要に応じて柔軟に対応できるメリットがあるため、生産や供給が安定するまでの間、オンラインに注力しているのかもしれません。

そして、もっとも大きな理由は以下のことでと思います。

中国経済のバブル崩壊による資金調達難

2024年現在、中国の不動産バブルが崩壊した影響は中国のほとんどの産業に及んでいます。
中国の銀行や金融機関が現金不足に陥り、融資どころか貸しはがしを進めています。
花西子が5年で50店舗展開するには、当然ある程度の規模の資金調達が必要となりますが、そのための新たな融資を受けるのは困難な状況であることに違いありません。
加えて、昨今の中国国内では、サプライチェーンの問題や、原材料の価格高騰、物流の制約など新たな問題が次々に起こっています。このことは世界展開を計画通りに進めるうえで大きな障害となりつつあります。
花西子の製品は高品質な成分やデザインに依存しているため、安定した供給が難しい現状ではさらに困難が増しています。
現在の中国の金融環境の厳しさや、グローバル市場での供給の不安定さはそう簡単には好転するとは思えず、今後長期にわたって続く可能性があります。
このような背景を踏まえると、花西子の「5年で50店舗展開」という計画は、現実的には非常に厳しいと言えるでしょう。

花西子（フローラシス）の正規の取り扱い店舗は公式オンラインショップのみ

花西子（フローラシス）の正規の取り扱い店舗は事実上公式オンラインショップのみとなります。
アットコスメオーサカでの展開は将来的な実店舗展開を見据えたアンテナショップ（消費者の反応やトレンドを探るための店舗）としての役割を課しているのみと思われます。
実際のところ、アットコスメオーサカにはたった10種類の商品しか取り扱いされてないので、店頭に行っても選択肢は非常に限られます。10種類以外の商品の取り寄せもしてくれません。
花西子（フローラシス）の商品の実物をどうしても購入する前に見たいというかたにはアットコスメオーサカを訪問するのは良いかと思いますが、実際に購入するのは公式オンラインショップを利用せざる得ないと思います。
なお、公式オンラインショップは花西子（フローラシス）が直接運営しているホームページのみではなく、楽天、Amazon、Qoo10の3プラットホームにも展開しています。
楽天、Amazon、Qoo10の花西子（フローラシス）ショップはいずれも花西子（フローラシス）が各プラットホームを通しているものの、ショップ自体は花西子（フローラシス）が直接運営しています。正式にはEastGarden (HK) International Company Limitedという香港を拠点とする花西子（フローラシス）の関連会社が100カ国超向けの公式オンラインショップを一律運用しているものと思われます。
花西子（フローラシス）は日本では

・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ-直営

・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ-Amazon

・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ-楽天

・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ-Qoo10

の4店舗展開ということなのです。
これ以外に売っているとしたら正規ルートで仕入れたものではなく、未使用の買取品、転売品のほか、最悪、偽物などが考えられます。

花西子（フローラシス）はどのプラットホームの公式オンラインショップを利用するべきか

ここまで上げてきたように、現状、花西子（フローラシス）のお目当ての商品を手に入れるには公式オンラインショップを利用するしかありません。
ただし、公式オンラインショップはブランドが直接運営する公式オンラインショップほか、Amazon、楽天、Qoo10にも公式オンラインショップが存在します。
どれも公式オンラインショップなので取り扱い商品や価格は同じですが、ポイントサービスなどのサービスや決済方法、配送方法などが各プラットホームより異なります。
これにより、どのオンラインショップを利用するかは以下のことを踏まえる必要があります。

どのプラットホームの公式オンラインショップで購入するのがもっともお得になるか

各プラットホームのサービスの違い

結局、どのプラットホームがお得なのか

楽天、Qoo10、Amazonを比較した場合、普段からポイント還元率はQoo10がもっとも高いといえるでしょう。
また、特定のセール（楽天はスーパーセール、Amazonはブラックフライデーなどで行うタイムセール、Qoo10ではメガ割、メガポ）でも、Qoo10がもっとも還元率が大きくなります。
ただし、特定のセールでお得になるのは指定の商品のみなのですが、花西子のお目当ての商品が対象になるまで待つというのはちょっと無理があるでしょう。ひょっとしたらお目当ての商品は永久的にセールの対象商品にならないこともあり得ます。
対して、花西子直営の公式オンラインショップでは、13000円以上の購入では常時10％ポイント還元になりますので、花西子を継続的に利用し、貯めたポイントを利用する可能性が高いのであれば、公式オンラインショップの利用が圧倒的にお得です。
花西子側が楽天、Qoo10、Amazonで公式サイトを運用するには、花西子側がこれらのプラットホームにマージン（手数料）を支払わなくてはなりません。
花西子が直接公式サイトを運用している分では、手数料を支払う必要がないため、手数料に相当する部分をユーザーに還元することができます。花西子直営の公式オンラインショップがもっともユーザーにとってお得なのは当然のことなのです。

どのプラットホームの公式オンラインショップで購入するのがもっとも便利なのか

どのプラットホームの公式オンラインショップで購入するのがもっとも便利か、結論から言えばAmazonが圧倒的に便利です。
便利というのは
・決済方法
・配送、受け取り
の部分のことになります。

決済方法

まず、Amazon、楽天、Qoo10、直営公式オンラインショップの中では、楽天ががもっとも決済方法が多いです。しかし、決済の便利さとしては、Amazon、楽天、Qoo10どれもが、できる、できないがあって甲乙つけがたいです。
直営公式オンラインショップは決済方法は3種類と限定的で、それがネックで利用の選択肢に入れられない方も多いかもしれません。

各プラットホームの決済方法

配送、受け取り

Amazon以外は花西子が契約している大阪の物流倉庫から出荷されます。
AmazonはAmazonが運営する倉庫から出荷されます。
Amazonは販売プラットホームを間貸ししているだけでなく、流通も請け負ってくれているということです。
そのため、Amazonプライム便が利用可能になりますので、最短で注文当日に着荷します。
また、Amazonは置き配指定を注文、決済毎に指定可能です。
配送、受け取りの便利さではAmazonは圧倒的に強いです。
決済ではAmazon、楽天、Qoo10ともどれが便利とも甲乙つけがたかったのですが、配送、受け取りの便利さではAmazonの右には出られません。
よって、決済、配送、受け取り、3つの面を総合すると、Amazonが圧倒的に便利といえるでしょう。

各プラットホームの配送、受け取り状況

まとめ

この記事の内容をまとめます。

・現在、日本国内で花西子を取り扱う実店舗は1店舗のみである
・唯一の取り扱い店舗は大阪の「アットコスメストア」である
・取り扱い商品は限られており、特定のアイテムのみが販売されている
・花西子の取り扱い店舗が少ない理由は、物流拠点が大阪に限られているためである
・花西子はオンラインを主な販売チャネルとしている
・公式オンラインショップはAmazon、楽天、Qoo10でも展開されている
・現状、実店舗での取り扱い拡大は見込まれていない
・並行輸入品は流通しておらず、公式チャネルを使う必要がある
・花西子の商品の生産量には限りがあり、大量供給が難しい
・店頭販売よりもオンライン販売を維持する戦略を取っている

「花西子(フローラシス）」はアットコスメオオサカで10商品が取り扱われているものの、公式オンラインショップの取り扱い商品は130商品と大きな差があるので、実店舗で正規に取り扱われているとはいえないレベルですね。
そのようなことから「花西子(フローラシス）」は公式オンラインショップでしか買えないと言っても良いのですが、オンライン全体を見る限りでは、偽物が出回っているようです。
ただし、「花西子(フローラシス）」は公式オンラインショップでしか買えないことを知り、公式オンラインショップしか利用しなければ、偽物や中古品に当たることはありえません。
「花西子(フローラシス）」の商品を購入する場合は必ず下記の公式オンラインショップを利用するようにしましょう。

・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ-直営

・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ-Amazon

・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ-楽天

・花西子（フローラシス）公式オンラインショップ-Qoo10

 

参考元記事：
＜花西子Florasis/フローラシス＞話題の中国コスメブランド！ おすすめアイテムのスウォッチ＆メイク
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