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トゥベールのレチノール化粧品はなぜ冷蔵庫保存が必要?他の化粧品はどうなの?

トゥベールのレチノール化粧品はなぜ冷蔵庫保存が必要?他の化粧品はどうなの?
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トゥベールのレチノール化粧品「レチノショット0.1」は公式サイトの保存方法にて冷蔵庫での保管が推奨されています。
では、冷蔵庫に入れれば、他の化粧品もすべて長持ちするのでしょうか?
ほとんどの化粧品には『直射日光を避け、冷暗所に保管してください』と書かれています。
夏場の冷暗所といえば、真っ先に冷蔵庫を想像する人も多いでしょう。
食品なら、冷蔵庫に入れればだいたいのものが日持ちするようになりますよね。
しかし、化粧品には 「冷蔵庫に入れるべきもの」 と 「逆に冷蔵庫に入れると品質が悪くなるもの」 があります。
この記事では、なぜレチノショット0.1は冷蔵保存が推奨されているのか、そして他の化粧品も冷蔵庫に入れるべきなのかについて詳しく解説していきます。

  1. トゥベールのレチノール「レチノショット0.1」はなぜ冷蔵保存が推奨されているのか?
    1. レチノショット0.1の特徴とは?
    2.  レチノールはなぜ劣化しやすいのか?
      1. 光(紫外線)
      2. 温度変化
      3. 酸素(酸化)
    3. なぜレチノショット0.1だけ冷蔵庫での保管が推奨されるのか?
      1. ピュアレチノール
      2. レチノール誘導体(パルミチン酸レチノール、レチナールなど)
    4. トゥベールはアルミチューブ容器を採用しているが冷蔵保管推奨
    5. レチノール誘導体を使用した代表的な製品との比較
      1. エリクシール「レチノパワー リンクルクリーム」
      2. 肌美精ONE「リンクルケア 濃密潤い美容液」
    6.  ピュアレチノール vs レチノール誘導体 コスメ比較:効果と安定性の違い
    7. ポイント
  2. 冷蔵保存しないとどうなる?レチノショット0.1の劣化スピード
    1. 開封後、どのくらい持つのか?
      1. 冷蔵 vs 常温での劣化スピードの違い
    2. 冷蔵庫での正しい保存方法
      1. 冷蔵庫に入れるなら「野菜室」がベスト!
      2. 出し入れの頻度による影響(結露で品質劣化する可能性)
      3. 密閉容器で保管するとさらに安定しやすい
    3. ポイント
  3. 他の化粧品も冷蔵庫に入れるべき?
    1. 「冷蔵保存すると長持ちする」とは限らない
    2. 「冷蔵庫に入れるべき化粧品」と「逆に入れると品質が悪くなる化粧品」
      1. 冷蔵庫保存が推奨される化粧品
      2. 冷蔵庫に入れると逆に品質が悪くなる化粧品
  4. 「冷暗所」とは?具体的な条件と実際の保管方法
    1. 「冷暗所」の具体的な条件
      1. エアコンは必須か?
    2. 実際に冷暗所になり得る場所
      1. 冷暗所として適した場所
        1. クローゼットや収納棚の中
        2. 引き出しの奥(洗面所以外)
        3. 北向きの部屋(直射日光が当たらない場所)
        4. シューズクローゼットや玄関収納
    3. 冷暗所として適さない場所
    4. 夏場の室温40℃問題 → エアコンなしでも工夫する方法
      1.  エアコンなしでもできる工夫
        1. 冷蔵庫保存(適しているものだけ)
        2. 保冷バッグや断熱ボックスを活用
        3. 冷却ジェルシートと一緒に収納
    5. ポイント
  5. まとめ

トゥベールのレチノール「レチノショット0.1」はなぜ冷蔵保存が推奨されているのか?

レチノショット0.1の特徴とは?

トゥベールの「レチノショット0.1」は、高濃度のピュアレチノール(0.1%)を配合した本格的なエイジングケア美容液です。

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ピュアレチノールは、シワやハリ不足などの肌悩みにアプローチし、ターンオーバーを促進することで肌をなめらかに整える成分として知られています。
多くのレチノール化粧品は、安定性を重視し「レチノール誘導体」を採用していますが、レチノショット0.1はピュアレチノールをそのまま配合することで、より高い即効性とダイレクトな効果を実現しています。
その分、取り扱いには注意が必要となります。

 レチノールはなぜ劣化しやすいのか?

レチノールは、エイジングケアにおいて優れた効果を発揮する成分ですが、その反面、非常に不安定な成分でもあります。主に次の3つの要因によって劣化が進みます。

光(紫外線)

レチノールは光に当たると分解されやすく、効果が低下します。
そのため、多くのレチノール製品は遮光性の高い容器を使用しています。

温度変化

特に高温環境ではレチノールの分解が早まり、劣化が進みます。夏場の室温が高い環境では、常温保存だと効果が失われやすくなります。

酸素(酸化)

レチノールは空気に触れると酸化しやすく、酸化が進むと刺激が強くなり、肌トラブルの原因になることもあります。

これらの特性から、適切な保存方法を守らないとレチノールの効果が大幅に低下してしまうのです。

なぜレチノショット0.1だけ冷蔵庫での保管が推奨されるのか?

レチノール化粧品には「ピュアレチノール」と「レチノール誘導体」の2種類があり、それぞれの特性によって保存方法が異なります。

ピュアレチノール

肌に直接働きかける即効性の高い成分だが、不安定で光・温度・酸素の影響を受けやすい。

レチノール誘導体(パルミチン酸レチノール、レチナールなど)

比較的安定しており、肌に吸収された後にレチノールとして働くが、効果が穏やか。

レチノショット0.1は、より高い効果を発揮する「ピュアレチノール」を採用しているため、劣化を防ぐために冷蔵保存が推奨されているのです。

トゥベールはアルミチューブ容器を採用しているが冷蔵保管推奨

トゥベールはアルミチューブ容器を採用することで、光や酸素の影響を極力抑え、劣化しにくい設計を施しています。

レチノショット0.1の容器

レチノショット0.1の容器

しかし、それでも高温環境では分解が進むため、冷蔵庫の野菜室など、温度変化が少なく安定した環境で保存することが推奨されています。

レチノール誘導体を使用した代表的な製品との比較

トゥベールの「レチノショット0.1」以外の人気のレチノール化粧品は、多くがレチノール誘導体を使用しています。
それらの製品は常温保存が可能ですが、その分効果がマイルドとなります。

エリクシール「レチノパワー リンクルクリーム」

・成分:レチノール誘導体(純粋レチノール)
・特徴:比較的安定しており、常温保存が可能。ヒアルロン酸を生み出し、肌の水分量を増やすことで肌を柔軟にする。
・効果の強さ:ピュアレチノールほど即効性はないが、毎日使用しやすい。

肌美精ONE「リンクルケア 濃密潤い美容液」

・成分:パルミチン酸レチノール(レチノール誘導体)
・特徴:比較的低刺激で、初心者向け。安定性が高く、常温保存が可能。
・4効果の強さ:マイルドな作用で、肌が敏感な人でも使いやすい。

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 ピュアレチノール vs レチノール誘導体 コスメ比較:効果と安定性の違い

比較項目 トゥベールレチノショット0.1(ピュアレチノール) エリクシール(純粋レチノール) 肌美精ONE(パルミチン酸レチノール)
レチノールの種類 ピュアレチノール 純粋レチノール レチノール誘導体(パルミチン酸レチノール)
効果の速さ ★★★★★(即効性あり) ★★★★☆(比較的早め) ★★★☆☆(穏やかに作用)
安定性 ★★☆☆☆(不安定・冷蔵保存推奨) ★★★★☆(安定性高め・常温OK) ★★★★★(非常に安定・常温OK)
刺激の強さ ★★★★☆(やや強め) ★★★☆☆(ややマイルド) ★★☆☆☆(低刺激)
価格 約4,000円(10mL) 約6,000円(15g) 約1,500円(30mL)

ポイント

・レチノショット0.1はピュアレチノールを配合しているため、一般的なレチノール誘導体製品よりも高い効果が期待できる。
・しかし、その分不安定な成分のため、光・温度・酸素による影響を受けやすく、常温保存では劣化しやすい。
・レチノール誘導体を使用した製品(エリクシールや肌美精ONE)は、効果がマイルドな分、常温保存が可能。
・劣化を防ぎ、最大限の効果を発揮するために、レチノショット0.1は冷蔵庫での保存が推奨されている。

このように、「冷蔵保存が必要」という点こそ、レチノショット0.1の高い効果を支えている理由のひとつと言えるでしょう。

冷蔵保存しないとどうなる?レチノショット0.1の劣化スピード

開封後、どのくらい持つのか?

レチノショット0.1に含まれるピュアレチノールは非常に不安定な成分であり、適切な保存環境によって劣化スピードが大きく異なります。

冷蔵 vs 常温での劣化スピードの違い

保存環境 使用推奨期間 劣化の進行
冷蔵保存(5℃前後) 開封後2ヶ月以内がベスト、3〜4ヶ月ならOK 劣化スピードが遅く、レチノールの効果を長く維持しやすい
常温保存(20〜25℃) 1ヶ月以内推奨、2ヶ月経過で劣化の兆し 酸化が進み、レチノール濃度が低下する可能性あり
高温多湿環境(30℃以上) 数週間で劣化が始まる 急速に分解が進み、レチノールの効果が大幅に低下

特に高温環境では、ピュアレチノールの分解が急激に進むため、開封後の常温保存は避けるべきです。
夏場は特に注意が必要で、室温が高くなる環境に置くと1ヶ月経たずに劣化してしまうこともあります。

冷蔵庫での正しい保存方法

レチノショット0.1の劣化を防ぎ、最大限の効果を引き出すためには、正しい冷蔵保存が重要です。

冷蔵庫に入れるなら「野菜室」がベスト!

冷蔵庫の通常の棚は温度変化が激しく、結露が発生しやすいため、保存には適しません。
野菜室(約5〜7℃)は温度変動が少なく、適度な湿度を保つため、最適な保存場所です。

出し入れの頻度による影響(結露で品質劣化する可能性)

使うたびに冷蔵庫から取り出すと、温度変化によって容器内部で結露が発生しやすくなります。(結露=水分の影響で成分が変性する可能性がある)
以下のことに注意して取り扱いましょう。

・使ったらすぐに冷蔵庫へ戻す
・長時間室温に放置しない
・開封後はできるだけ頻繁に開閉しない 

密閉容器で保管するとさらに安定しやすい

冷蔵庫内のにおいや湿気の影響を防ぐため、密閉容器に入れて保管するとより安定します。
例えば、ジップロックや小さな密閉ケースに入れて保管することで、品質をより長く維持可能となります。

ポイント

・レチノショット0.1は、冷蔵保存すれば2ヶ月以上安定しやすいが、常温では1〜2ヶ月で劣化が進む。
・特に高温環境では急激に分解が進むため、夏場の常温保存は避けるべき。
・冷蔵庫で保存するなら「野菜室」がベストで、出し入れの際の結露対策も重要。
・密閉容器での保管が、より安定した品質維持につながる。

他の化粧品も冷蔵庫に入れるべき?

「冷蔵保存すると長持ちする」とは限らない

化粧品の注意書きには「冷暗所に保管」と記載されていることが多く、それを見た多くの人が「冷蔵庫が最適では?」と考えがちです。
しかし、すべての化粧品が冷蔵保存に適しているわけではありません。
一部の成分は冷蔵庫の低温環境によって変性する可能性があり、むしろ品質が低下するケースもあります。 
そのため、化粧品ごとに適した保存方法を知ることが重要です。

「冷蔵庫に入れるべき化粧品」と「逆に入れると品質が悪くなる化粧品」

冷蔵庫保存が推奨される化粧品

・ピュアレチノール系(レチノショット0.1など)
・ピュアビタミンC(APPSパウダー・高濃度ビタミンC美容液)
・防腐剤が少ないナチュラル・オーガニック系

冷蔵庫に入れると逆に品質が悪くなる化粧品

・乳液・クリーム系(成分が分離する可能性あり)
・オイル系(低温で固まる)
・エマルジョン系(冷蔵保存でテクスチャが変化することも)

これらの特徴を理解した上で、適切な保存方法を選ぶことが重要です。
冷蔵保存することで品質を維持できる化粧品もあれば、逆に劣化を招くものもあります。
自分が使用している化粧品の成分を確認し、最適な保存方法を選びましょう。

「冷暗所」とは?具体的な条件と実際の保管方法

また、常温保存が可能な化粧品も、冷暗所で適切に管理することで品質の安定につながります。 
高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保管することが、製品の品質を長く保つポイントになります。
そのため、化粧品など、多くの製品には「冷暗所に保管」と書かれています。
ただ、「冷暗所に保管」と書かれていても、具体的にどんな場所が適しているのか?エアコンは必須なのか? と疑問に思いますよね。

「冷暗所」の具体的な条件

「冷暗所」とは、直射日光が当たらず、比較的温度が一定に保たれる場所のことを指します。
一般的には以下の条件を満たしているのが理想です。

✅ 温度:15〜25℃(推奨)
✅ 湿度:低め(多湿を避ける)
✅ 直射日光が当たらない場所
✅ 温度変化が少ない(冷房や暖房の影響を受けにくい)

エアコンは必須か?

エアコンがついている部屋なら、適切な室温を維持しやすいので理想的です。
ただし、ずっとエアコンをつけている環境が難しい場合は、工夫して「温度が安定しやすい場所」に保管するのが重要です。

実際に冷暗所になり得る場所

「エアコンがないとダメ?」と思うかもしれませんが、冷暗所になり得る場所はいくつかあります。

冷暗所として適した場所

クローゼットや収納棚の中

・日光が当たらず、比較的温度が安定しているため、化粧品の保管に適している
・扉付きの収納棚なら温度変化を抑えられる

引き出しの奥(洗面所以外)

・洗面所は湿度が高くなりがちなのでNG!
・寝室やリビングの棚の引き出し なら適温を維持しやすい

北向きの部屋(直射日光が当たらない場所)

・夏場でも気温が上がりにくい
・部屋の端の方に置いておくと温度変化が少なくて◎

シューズクローゼットや玄関収納

・家の中で比較的涼しい場所(特にマンションでは温度変化が少ない)
・直射日光が当たらず、温度が安定しやすい

冷暗所として適さない場所

・洗面所や浴室 → 湿気が高く、温度変化も大きい
・窓際・日当たりの良い部屋 → 日光が当たると温度が急上昇
・電子機器の近く(PC・冷蔵庫の上など) → 熱を持ちやすく温度が上がる

夏場の室温40℃問題 → エアコンなしでも工夫する方法

夏の猛暑で部屋が40℃になってしまう場合は?

 エアコンなしでもできる工夫

冷蔵庫保存(適しているものだけ)

夏場の極端な高温を避けるために、レチノール系やビタミンC系は冷蔵庫保存がベスト

保冷バッグや断熱ボックスを活用

冷蔵庫に入れないほうがいい化粧品は、「温度を一定に保つ箱」に入れると効果的
例:保冷バッグに入れてクローゼットで保管(温度変化を最小限にできる)

冷却ジェルシートと一緒に収納

小さな冷却ジェルパック(凍らせないタイプ)を収納ケースに入れておくと、温度を下げすぎず一定に保てる

ポイント

・冷暗所の基本条件は「15〜25℃」「直射日光なし」「温度変化が少ない場所」
・エアコンがあれば理想的だが、クローゼットや引き出しの奥など、温度が安定しやすい場所を工夫すればOK!
・夏場の室温が40℃になる場合は、冷蔵庫保存が適しているものは入れ、それ以外は保冷バッグや断熱ボックスを活用するのがベスト!

まとめ

この記事の内容をまとめます。

・レチノショット0.1はピュアレチノールを配合しているため、効果が高いが不安定で冷蔵保存が必要。
・レチノールは光・温度・酸素に弱く、適切に保存しないと劣化が進む。
・常温保存が可能なレチノール誘導体(エリクシール・肌美精ONEなど)は効果がマイルド。
・開封後のレチノショット0.1は、冷蔵保存なら2ヶ月以上安定しやすいが、常温では1〜2ヶ月で劣化が進む。
・冷蔵保存するなら、温度変化が少なく湿度を保てる「野菜室」がベスト。
・結露による品質劣化を防ぐため、冷蔵庫に出し入れする際は注意が必要。
・化粧品全てが冷蔵保存向きではなく、オイル系やエマルジョン系は低温で品質が変わるため避けるべき。
・「冷暗所」とは、直射日光が当たらず温度変化が少ない15〜25℃の環境を指す。
・エアコンなしの環境でも、クローゼットや引き出しの奥、玄関収納などを活用すれば冷暗所として機能する。
・夏場の室温40℃問題には、保冷バッグや断熱ボックスを使い温度変化を抑える工夫が必要。

化粧品の適切な保管方法は、その成分や特性によって異なります。
商品の説明書をきちんと確認し、冷蔵保存が必要なもの・常温保存が適しているものを理解することが、品質を長持ちさせ、効果を最大限に発揮するポイントです。
「冷蔵庫に入れれば長持ちする」という単純な考えではなく、成分の特性を理解し、最適な保存方法を選ぶことが重要となります。