「ティルティルの下地、40代・50代が使っても浮かない?乾燥しない?」
TIRTIR(ティルティル)は人気の韓国コスメブランド。
気になりつつも、韓流アイドルのイメージもあり、はたして「韓国のメイクアップコスメは自分の年齢で合うのかな?」と不安に思っている方が少なくないのかなと思います。
この記事では、
特に40代・50代の方に向けて
・40代・50代の肌でも浮かない(肌になじむ)色は?
・40代・50代の肌で乾燥や毛穴落ちはしない?
・40代・50代のメイクにも下地として使いやすい?
などといった視点からティルティル「マスクフィットトーンアップ」シリーズの下地を詳しく分析し、実際に40代・50代が選ぶ際に重視すべきポイントをあげています。
- TIRTIR「マスクフィット トーンアップ」シリーズとは?
- 40代・50代の肌に合うのはどれ?色選びのポイント
- 乾燥・毛穴落ち・崩れはしない?口コミから見える実際の使用感は?
- ファンデーションと重ねるとよれる?崩れる?
- TIRTIRの下地と相性のいいメイクアイテム・使用順は?
- まとめ:ティルティルの下地「マスクフィット トーンアップ」シリーズを40代・50代が選ぶ際のポイントを徹底解説
TIRTIR「マスクフィット トーンアップ」シリーズとは?
TIRTIRの「マスクフィット トーンアップ」シリーズは、UVカット・下地・トーンアップの3つの機能を1本に備えた多機能下地。
カラー展開が豊富で、なりたい肌印象に合わせて色を選べるのが最大の魅力です。
質感は大きく分けて
・「エッセンス(リキッド)」と「クリーム」の2タイプ
があり、どちらも
・SPF50+・PA++++の高いUVカット効果
・パウダリーフローラルムスクの香りが共通
しています。
以下では、タイプごとの違いやカラー展開、共通スペックについて整理しています。
2タイプの違い|エッセンス(リキッド)とクリームの仕上がり比較
タイプ | テクスチャー | 仕上がり | 向いている肌タイプ |
---|---|---|---|
エッセンス | リキッドタイプ(みずみずしい) | ツヤ系・透明感重視 | 普通肌~乾燥肌向け |
クリーム | クリームタイプ(こっくりめ) | ソフトマット・カバー力重視 | 混合肌~脂性肌、夏場にも◎ |
✅クリームタイプはカバー力が高めで、毛穴やくすみを自然にぼかしたい方におすすめです。
マスクフィット トーンアップ シリーズ全7色のカラー展開をタイプ別に紹介
TIRTIRのマスクフィットトーンアップシリーズは2025年7月時点で、エッセンスタイプ4色、クリームタイプ3種類が発売されています。
エッセンスタイプ/クリームタイプにより、それぞれの仕上がりは異なりますし、色によって補整効果や印象も変わります。よって、タイプと色の両方の特徴を把握することが大切です。
【エッセンスタイプ(リキッド)】
ベージュエッセンス
自然な肌なじみで、くすみを補整
Amazon月間販売本数:6000本超(2025年7月時点)
コーラルエッセンス
血色感をプラスし、明るくヘルシーな印象に
Amazon月間販売本数:1000本超(2025年7月時点)
ミントエッセンス
赤みを抑えて、透明感を引き出す
Amazon月間販売本数:1000本超(2025年7月時点)
ラベンダーエッセンス
黄ぐすみをカバーし、透き通る印象に
Amazon月間販売本数:4000本超(2025年7月時点)
【クリームタイプ】
ベージュクリーム
万能カラー。ややしっかりめのトーン補整
Amazon月間販売本数:3000本超(2025年7月時点)
ピンククリーム
青白く見えがちな肌をふんわり血色感アップ
Amazon月間販売本数:1000本超(2025年7月時点)
イエロークリーム
色ムラやくすみを均一に補整。肌色問わず使いやすい
Amazon月間販売本数:800本超(2025年7月時点)
Qoo10のTIRTIR公式「マスクフィットトーンアップ」ページはこちら→
マスクフィットトーンアップシリーズ|TIRTIR(ティルティル)Qoo10公式
全アイテム共通のスペックは?(SPF・香り・下地機能など)
項目 | 共通スペック内容 |
---|---|
UVカット | SPF50+/PA++++(全アイテム共通) |
香り | パウダリーフローラルムスクの香り(全アイテム共通) |
化粧下地効果 | トーンアップ+色補整。ファンデなしでも肌印象が整う |
ヴィーガン処方 | 動物性原料不使用・韓国ヴィーガン認証取得 |
単品使用でも肌の色ムラやトーンを自然に整えてくれるので、ナチュラルメイクで過ごしたい日や、人と近くで会う予定がない日などには、ファンデーションを使わずにこれ1本でも十分な仕上がりです。
40代・50代の肌に合うのはどれ?色選びのポイント
TIRTIR「マスクフィット トーンアップ」はどれも肌なじみを重視した処方ですが、40代・50代の肌には「色選び」が特に重要です。
年齢とともに肌のトーンや質感が変化するため、「若い頃と同じ感覚で選んだら合わなかった…」という声も散見されます。
以下、肌トーンとの相性と肌悩みの両面から、失敗しにくい色選びのポイントを整理します。
40代・50代は肌になじんで自然にトーンアップさせる色を選ぶのがポイント
40代・50代の肌では、
・若い頃よりも赤みが出やすくなる
・黄ぐすみやくすみが目立ちやすくなる
・シミ・色ムラが増える
などの変化が出てきます。
そのため、40代・50代では、若い人のように肌に白く飛ばしてパッと明るく見せる「透明感」を足すことよりも、色味を肌色になじませて、肌の印象を自然にトーンアップさせることがポイントとなってきます。
そのことを踏まえて、肌トーン別のおすすめカラーをまとめます。
肌トーン別のおすすめカラー
肌トーン | なじみやすいカラー | 備考 |
---|---|---|
明るめ〜標準肌 | ベージュ・コーラル | 違和感なく整う王道カラー |
黄み肌 | ピンク・ラベンダー | 黄ぐすみ対策に。血色感UPにも◎ |
赤みが出やすい肌 | ミント・イエロー | 赤み補整+自然な明るさに |
くすみが気になる肌 | ラベンダー・イエロー | 透明感と明るさをプラス |
肌悩みにあわせた色の選び方(赤み・くすみ・黄ぐすみなど)
ここまで肌トーンに合わせて色を選ぶことを提案しました。それに加えて、気になる肌悩みに対応する色を考慮することで、トーンアップ下地の補整効果を最大限に活かせます。
▽ 赤みが気になる方に
ミントエッセンス(エッセンスタイプ)
グリーン系の色味で赤みを中和し、肌を均一に整えます。赤みが頬に出やすい方に◎。
イエロークリーム(クリームタイプ)
やわらかな補整力で赤みをぼかし、自然な明るさに。
▽ 黄ぐすみが気になる方に
ラベンダーエッセンス(エッセンスタイプ)
紫みのある色が黄みを抑え、透明感のある印象に導きます。
ピンククリーム(クリームタイプ)
ふんわり血色感を加えて、黄みやくすみを目立たなくします。
▽ 顔色が暗く見えがちな方に(血色感が欲しい方)
コーラルエッセンス(エッセンスタイプ)
血色感と明るさのバランスがよく、イキイキとした印象に。やや明るめの仕上がりが欲しい方にもおすすめ。
▽ 色ムラ・全体的なくすみが気になる方に
ベージュ系(エッセンス・クリーム両方あり)
肌色になじみやすく、色ムラやくすみを自然にぼかしてくれる万能カラー。どの肌トーンにも合いやすいので、迷ったらこれを選べば失敗しにくいです。
乾燥・毛穴落ち・崩れはしない?口コミから見える実際の使用感は?
TIRTIR「マスクフィット トーンアップ」シリーズは、全体的に高評価ですが、「乾燥した」「毛穴が目立った」「崩れやすい」といった声も一部で見られます。
ここでは、Qoo10、楽天、Amazonでのユーザーレビューをもとに、全体的な使用感の傾向や40代、50代のユーザーの評価ポイントを整理します。
全体的なユーザーレビュー傾向まとめ
総合的な傾向(全年代共通)
・仕上がりのきれいさ・トーンアップ効果には満足の声が多い
・ベタつきにくく、さらっと仕上がるエッセンスタイプが人気
・乾燥しにくいしっとり系のクリームタイプも「肌がうるおって崩れにくい」と評価されている
やや不満の声が見られるポイント
・肌に合わない色を選ぶと「浮いて見える」「白くなりすぎた」と感じる人も
・保湿力が物足りないという声(特にエッセンスタイプ)
・崩れにくいとの声がある裏で、「毛穴落ちが気になった」「時間が経つと乾燥した」という意見も一部あり
40代・50代レビューに多い評価ポイントと合わなかったと評価されたポイント
40代・50代のレビューで見られる好評ポイント
・ベージュやコーラルなど“なじむ色”を選んだ方は「自然にトーンアップできた」「素肌っぽく見える」と高評価
・クリームタイプは乾燥肌の人から「しっとりして一日乾燥しなかった」との声あり
・人と会わない軽い外出なら下地+パウダーで済ませられる点が「手軽」として好評
合わなかったと感じた方の主な理由
・色選びのミス(例:ピンクが白浮き/ラベンダーがくすみに馴染まなかった)
・毛穴やシワの凹凸に入り込むことで「毛穴落ち」や「崩れた感じ」になった
・肌の乾燥が進んでいる方は、エッセンスタイプだと「保湿が足りず崩れやすい」と感じる傾向
40代、50代のユーザーのカラーごとの評価の傾向
▽ ピンククリーム
・「明るくなりすぎて白浮きした」という声が複数。特に黄み肌や色黒寄りの肌トーンでは浮いて見えやすい傾向。
・「血色感が出て顔色が良く見えた」という声が多く、色白寄りの人には好評。
▽ ラベンダーエッセンス
・「黄ぐすみ対策に良かった」という声がある一方、「かえってくすんで見えた」「肌に馴染まなかった」との声もあり。
・特に肌に赤みがある方や暗めの肌トーンでは浮く場合がある。
▽ ベージュクリーム/エッセンス
・「浮かずに一番ナチュラルに使えた」「肌が均一に整った」と安定した高評価多数。
・肌トーンを選ばず、迷ったときの無難カラーとして人気。
▽ コーラルエッセンス
・「血色感が足されて顔色がパッと明るくなった」と40代レビューで好評。
・「思ったより明るめでテカって見えた」という声も少数あり、量に注意。
▽ ミントエッセンス
・「赤みがちゃんと隠れた」「頬の赤みが目立たなくなった」と補整力を評価する声多数。
・「やや青白く見えた」「健康的に見えない」と感じるケースもあり。
▽ イエロークリーム
・「赤みがほんのり抑えられて使いやすい」「自然な仕上がり」との声あり。
・「トーンアップ効果は控えめ」と感じる人もいる。
口コミまとめ参照サイト:
・Amazon ティルティル マスクフィット トーンアップ シリーズ ユーザーレビューページ
・楽天 ティルティル マスクフィット トーンアップ シリーズ みんなのレビューページ
・Qoo10 ティルティル マスクフィット トーンアップ シリーズ 販売/ユーザーレビューページ
口コミから見える特性まとめ:色選びや使い方を間違えると「浮く・毛穴落ちする・乾燥する」と感じやすい
TIRTIR「マスクフィット トーンアップ」シリーズは、口コミを詳しく分析すると、色選びや使い方を間違えると「浮く・毛穴落ちする・乾燥する」と感じやすいアイテムと言えるかと思います。
TIRTIR「マスクフィット トーンアップ」シリーズは以下のような商品設計上の特性があり、使用環境が「ズレ」ると上記のようなデメリットを感じやすくなります。
■ 原因①:トーンアップ系下地特有の「補正力重視」設計
・肌色補正効果を強く出すため、明度が高め&やや白っぽい処方のカラーが多い。
・肌との明度差が大きいと「白浮き」「浮いて見える」につながりやすい。
・特に40代以降の肌は黄み・赤みが出やすくなるため、淡いピンクやラベンダーは浮きやすい傾向がある。
■ 原因②:光を拡散する「ぼかし系」処方が毛穴に影響する
・TIRTIRのトーンアップ下地は、光を反射して肌をなめらかに見せるソフトフォーカス効果がある。
・しかし、肌の凹凸(毛穴・小ジワ)が大きい場合、光の乱反射で逆に目立つこともある。
・また、塗布量が多すぎると、下地が毛穴に入り込んでヨレやムラになる可能性が高まる。
■ 原因③:クリームやリキッドの「油分バランス」がメイク崩れに影響
・クリームタイプはしっとり保湿系だが、油分が多めなためファンデとの油分バランスが崩れるとヨレやすくなる。
・エッセンスタイプは軽めの質感だが、乾ききる前にファンデを重ねると密着不足で崩れやすい。
■ 原因④:年齢肌の皮脂バランス・キメの粗さとの相性
・40代・50代の肌は「乾燥+部分的な皮脂浮き」「キメの粗さ・毛穴の開き」といった要素が混在しやすい。
・均一に仕上げるには塗り方の工夫や、相性のよいファンデの組み合わせが必要。
つまり、TIRTIRの下地は「肌を美しく見せる機能」に特化した設計であるがゆえに、肌の質感・色味・重ねるアイテムとの相性など「前提条件」が整っていないと失敗しやすい側面があるのです。
よって、TIRTIRの下地の特性をよく把握したうえで、肌の質感・色味・重ねたいアイテムなどに総合的に合うと思われるものを慎重に選ぶ必要があるのです。
ファンデーションと重ねるとよれる?崩れる?
TIRTIR「マスクフィット トーンアップ」シリーズは単品で使われることも多いですが、あくまで化粧下地です。
しかしながら、ユーザーレビューでは、「TIRTIRの下地を使うとファンデがよれた」「崩れやすかった」という声も一部にあります。
ただし、ユーザーレビューを分析してみると、これらは重ね方やファンデとの相性に左右されることが多いということが見て取れます。
特によれやすくなるパターン
・保湿系の下地(クリームタイプ)に、油分の多いリキッドファンデを重ねた
・エッセンスタイプを厚塗りしすぎて、上に乗せたファンデが密着しなかった
・トーンアップ下地の表面が乾ききる前にベースを重ねてしまった
以下のような工夫をすると崩れにくく
・トーンアップ下地を薄く均一に塗る
・表面がしっかりなじんでからファンデを重ねる
・セミマット~パウダリー系のファンデと組み合わせると密着しやすい
TIRTIRの下地と相性のいいメイクアイテム・使用順は?
TIRTIRの下地と相性のよいメイクアイテムを組み合わせることで、よれ・崩れを防ぎやすくなります。
使用順の基本例(クリーム・エッセンス共通)
1.スキンケア(化粧水・乳液)
2.日焼け止め(※SPF補強したい場合)
3.TIRTIR マスクフィット トーンアップ
4.リキッド or クッションファンデ
5.フェイスパウダー(必要に応じて)
相性の良いファンデーションタイプ
・TIRTIR同ブランドのクッションファンデ(マスクフィットクッションシリーズ)との相性◎
・セミマット系リキッドファンデ
・軽めのBB/CCクリーム
よれやすいと感じる場合の対策
・スポンジで叩き込むように密着させる
・フィックスミストで仕上げに定着させる
・ティッシュオフで余分な油分を軽くオフしてからファンデをのせる
まとめ:ティルティルの下地「マスクフィット トーンアップ」シリーズを40代・50代が選ぶ際のポイントを徹底解説
TIRTIR「マスクフィット トーンアップ」シリーズは、韓国コスメの中でもベースメイクとしての完成度が高く、日本の有名ブランドに引けを取らないクオリティです。
くすみや色ムラを自然にカバーしながら、保湿感のある仕上がりを叶えられる、乾燥しやすい40代・50代の肌にもフィットしやすいアイテムといえます。
そのため、40代・50代のユーザーのレビューは非常に多く、年齢を理由に敬遠せず、積極的に取り入れている様子がうかがえます。
ただ、「肌を美しく見せる機能」が重視されている設計のため、肌状態やファンデとの相性によっては、毛穴落ちや崩れを感じやすくなるケースもあります。
ご自分の肌悩みや目的に合ったタイプ・カラー選び、重ね方の工夫が重要になります。
少なくとも以下のことを念頭において選ぶとぐっと失敗する確率は下がるかと思います。
✅ベージュやコーラルのような肌なじみのよい色を選ぶことで、「白浮き」や「くすみの悪化」を回避しやすい
✅しっとりタイプのクリーム(ピンク・ベージュ・イエロー)は、乾燥しやすい年齢肌に合いやすい傾向
✅相性のよいファンデ(クッション・セミマット系など)を組み合わせることで、崩れにくく美しい仕上がりを維持できる
✅毛穴や小ジワが気になる方は、塗りすぎず薄く均一に塗る/時間をおいてからファンデを重ねるなど、塗り方の工夫が重要
参考情報元:
・Amazonティルティル公式
・ティルティル楽天市場店
・Qoo10ティルティル公式
・ティルティル日本語公式
・化粧品成分オンライン(成分確認用)