「レンズゼロ」と「レンズモード」は、シンガポールに本社を持つLENS MODE PTE, LTD.が運営するコンタクトレンズの海外通販サイトです。
これらのサイトは個人輸入の形式を取っており、日本国内の医療規制を受けずに処方箋不要でコンタクトを購入することが可能です。
価格が安く、送料無料や豊富なクーポンが提供されるため、コストを重視する多くのユーザーに利用されています。
両サイトが同じ運営元であることから、「どちらを選ぶべきか?」と疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、「レンズゼロ」と「レンズモード」の違いを明確にし、それぞれに適したユーザーについて詳しく説明していきます。
「レンズゼロ」と「レンズモード」の運営者は同じ。しかし「レンズゼロ」と「レンズモード」のサービス内容は同じではない
「レンズゼロ」と「レンズモード」は同じ企業、LENS MODE PTE, LTD.(シンガポールに拠点を置く会社)が運営しています。両サイトは事実上、同一の運営元による海外コンタクトレンズ通販サービスです。
ただし、「レンズゼロ」と「レンズモード」はオンラインショップサイトの見た目もさることながら、細かいサービス内容や提供する特典に若干の違いが見られます。
ここからは「レンズゼロ」、「レンズモード」の違いを説明していきます。
「レンズゼロ」、「レンズモード」ではサービスの注力点が異なる
「レンズゼロ」の注力点
「レンズモード」は特定ブランド(特にアキュビュー)に特化することで、送料無料や安価な価格設定を強調。1度の注文での安さに重点を置いています。
「レンズモード」の注力点
「レンズモード」はリピートの簡便さや決済サービスや配送確認機能の充実度など、リピーターに重点を置いています
したがって、、一度きりの注文での安さを重視する場合は「レンズゼロ」、リピート購入のしやすさ、決済サービスなどの充実度を重視する場合は「レンズモード」という選び方がポイントです。
もう少し細かく例を上げて説明します。
「レンズゼロ」と「レンズモード」の取扱商品は若干異なる
共通する取り扱い商品
両方とも、人気ブランドのコンタクトレンズを多く取り扱っており、アキュビューやデイリーズトータルワンなどの主要なブランドの商品が購入できる点は同じです。
異なる取扱い商品
レンズモードはレンズゼロより取り扱い商品の数がやや多く、特に特殊なタイプのコンタクトレンズ(乱視用、遠近両用、カラコンなど)が豊富です
レンズゼロは特に人気の高い商品のラインナップに焦点を当てており、種類がやや限定的です。
レンズゼロは特定の種類を絞ることで、商品の価格を下げることを重視しています。いっぽうでレンズモードはラインナップの充実させる方を重視しています。
実際「レンズゼロ」と「レンズモード」ではどの程度の価格差がある?
「レンズゼロ」と「レンズモード」で2024年10月時点の人気商品をいくつかを比較したところでは、価格には多少の違いが見られますが、全体的に両者の差はそれほど大きくありません。
ただし、いくつかのポイントにおいて差が出ます。
価格比較した商品の一例
ワンデーアキュビューモイスト

ワンデーアキュビューモイスト
レンズゼロ: 約2,000円前後/30枚
レンズモード: ほぼ同価格帯ですが、クーポンなどで多少の違いが出ることがあります。
デイリーズ トータルワン

デイリーズ トータル ワン
レンズゼロ: 3,000円前後/30枚
レンズモード: 同様に3,000円程度ですが、割引クーポンが多く利用されるため、時折価格が変わることもあります。
アキュビューオアシス(2ウィーク)

アキュビューオアシス(2ウィーク)
レンズゼロ: 約2,100円/6枚
レンズモード: ほぼ同価格。
価格の違いの要因
送料無料のレンズゼロでは、価格がシンプルでわかりやすく設定されています。送料がかからない分、特に少量購入の場合にお得です。
レンズモードは、頻繁にクーポンや割引キャンペーンを提供していますが、送料がかかるため(300円程度)、少量購入ではトータルコストがやや高くなる場合があります。しかし、まとめ買いや再注文機能の便利さを求める場合は、クーポンをうまく使えば安くなることもあります。
結論
少量で購入する場合、送料が無料のレンズゼロがわかりやすく、安いことが多いです。対して、まとめ買いや頻繁に購入する場合、レンズモードでクーポンや特典を使うとお得感が増すようになっています。
まとめ買い、送料、クーポンやサービス面での違いが、最終的なコストに影響を与える要因となり、表面的な価格差はそれほど大きくはありません。
配送の確認機能や再注文の利便性に差
「レンズゼロ」と「レンズモード」は配送の仕組みは基本的に同じです。
どちらもシンガポールから発送され、商品が日本に到着した後は国内の配送業者(佐川急便や日本郵便)によって届けられます。発送元や物流のフローに特に大きな差はありません。
異なる点としては、レンズモードの方が配送状況の確認や再注文の機能が充実しているという部分です。具体的には、レンズモードは以下のようなサービスを提供しています。
配送状況の追跡が容易
レンズモードでは、購入後にマイページからいつでも配送状況を確認できる機能があり、これが利便性を高めています。
再注文機能の利便性
レンズモードはアプリやLINE連携を使って簡単に再注文できる仕組みが整っており、特にリピート購入を頻繁に行うユーザーにとって便利です
一方で、レンズゼロは配送の確認機能や再注文の利便性ではレンズモードほどのサービスを強調していませんが、そのかわりとして、価格面では送料無料や低価格設定を打ち出しています。サービスよりもコスト重視のユーザー向けのサイトとなっています。
レンズゼロ」と「レンズモード」の決済方法の種類がやや異なる
「レンズゼロ」と「レンズモード」では基本的にはどちらもクレジットカード払いを含むいくつかの選択肢を提供していますが、種類に若干の違いがあります。
レンズゼロの決済方法
・クレジットカード払い
・NP後払い(コンビニ・銀行・郵便局)
・コンビニ前払い
・あと払い(Paidy)
・エポスかんたん決済
レンズモードの決済方法
・クレジットカード払い
・NP後払い
・コンビニ前払い
・銀行振込
・代引き払い
・郵便振替
・ATM前払い
・銀行ネット
・エポスかんたん決済
ご覧のように、レンズモードのほうがより多くの決済方法に対応しています。
レンズゼロは決済手数料やサービスの簡素化によってコストを抑え、その分価格に反映させていると考えられます。
特にレンズゼロは、低価格と送料無料を強調しており、シンプルな決済手段と価格戦略でコストパフォーマンスを重視するユーザーにアピールしています
対してレンズモードは、より多くの決済オプション(代引きや銀行振込など)を提供していることから、利便性や柔軟性を求めるユーザーに向けて、幅広い選択肢を提供しています
このため、レンズモードのサービスはやや充実している分、ほんの少しレンズゼロよりは価格が高めになっています。
決済サービスにおいては、レンズゼロは「利便さより低コスト重視」、レンズモードは「コストより利便性重視」となっています。
レンズゼロ」と「レンズモード」のメリット、デメリット
レンズゼロを利用する場合のメリット・デメリット
メリット
送料無料
レンズゼロは基本的に送料無料なので、少量購入でも送料を気にする必要がありません。送料込みで価格がわかりやすく、コスト重視の人にとっては魅力的です。
低価格
全体的に商品価格が安めに設定されています。特にワンデータイプや2ウィークの人気商品が他のサイトと比較しても安いことが多いです。
シンプルな購入プロセス
シンプルな価格設定と少ない決済オプションにより、購入がわかりやすく、手軽に行えます。
処方箋不要
すべての製品が処方箋なしで購入できるので、手間が省けます。
デメリット
配送が遅い
海外からの発送(シンガポール)なので、国内の通販サイトに比べて配送に時間がかかることがあります。平均7日前後で、遅い場合は2週間以上かかることも。
決済手段が少ない
クレジットカードやコンビニ後払い、Paidyなどの標準的な決済方法は提供されていますが、レンズモードと比べるとやや決済オプションが少ないです。
特典が少ない
クーポンや割引キャンペーンが少なく、長期的なリピーター向けの特典が乏しいです。
レンズモードを利用する場合のメリット・デメリット
メリット
豊富なクーポンやキャンペーン
レンズモードはLINEクーポンやアプリ限定の割引キャンペーンが豊富です。再注文がしやすいアプリ機能や頻繁に配信されるクーポンで、リピーターに優しいサービスを提供しています。
決済オプションが豊富
クレジットカード、コンビニ後払い、銀行振込、代引き払い、ATM前払いなど、幅広い決済手段が利用可能。より柔軟な支払い方法を提供しています。
再注文の利便性
アプリやLINE連携によって、再注文がスムーズに行えるため、頻繁にコンタクトを注文するユーザーには便利。
配送状況の確認が容易
マイページから配送状況を常に確認でき、安心して商品を受け取ることができます。
デメリット
送料がかかる
レンズモードは送料が商品数に応じて発生するため、少量購入の場合は送料がかさむことがあります(1箱300円〜)。
まとめ買いでないと割高になる可能性
クーポンや特典が豊富とはいえ、少量購入では送料がかかるため、レンズゼロに比べてトータルコストが高くなることもあります。
価格はそれほど安くない場合も
割引をうまく利用しないと、価格面での大きな差が出にくいこともあります。
まとめ
レンズゼロは「安さ」と「シンプルさ」を重視しています。少量購入やコスト重視のユーザーに適しています。
レンズモードは、クーポンやリピーター向けサービスが充実しています。頻繁にリピート購入するユーザーやまとめ買いをするユーザーに適しています。
「レンズゼロ」と「レンズモード」ではどちらが人気?
「レンズゼロ」と「レンズモード」を運営する会社は「LENS MODE PRIVATE LIMITED」という社名です。
社名からわかるように、もともとは「レンズモード」のみを運営していました。
「レンズモード」を運営しているうちに、次第に以下のような声を拾うようになったと思われます。
・まとめ買いしないと送料分が高くてお得感が低い
・ポイントキャンペーンやクーポンサービスなどが多いけど、そんなに頻繁に使わない。何より安く使うための条件が煩雑でわかりづらい。
つまりは、レンズモードを運営しているうちに
・まとめ買いをしない人
・頻繁に使わない人
・複雑なキャンペーンやポイントシステムの仕組みを煩わしいと感じる人
いわゆる「ライトユーザー」に対応する必要性が出てきたんですね。
そこで、レンズモードとは切り離して、特に安さを追求する、単純明朗な仕組みのオンラインショップを立ち上げる必要性が出てきたというわけです。
そこで立ち上がったのが「レンズゼロ」なのです。
レンズゼロはライトユーザー向けのサイト。
レンズモードはヘビーユーザー向けのサイトです。
人気でいえば、当然ヘビーユーザー向けの「レンズモード」のほうが上です。そもそも20年もの歴史があり、知名度が高いことに加え、リピーターを獲得する仕組みが整っているからです。
レンズゼロは単にレンズモードでカバーできないライトユーザーをカバーするために作られた歴史の浅いサイトであり、レンズモードの「サブサイト」的な立ち位置のサイトなのです。
「LENS MODE PTE,LTD.」の信頼性
ここで、「レンズゼロ」「レンズモード」を運営する「LENS MODE PTE,LTD.」についてその信頼性を深堀します。
「LENS MODE PTE, LTD.」とは
LENS MODE PTE, LTD.は、2003年にシンガポールで設立され、グローバルに展開する企業です。特に、日本を含む国々へのコンタクトレンズの通販サービスを提供しています。
同社は主に個人輸入を通じてコンタクトレンズを販売し、日本以外でも米国など複数の国で輸入・販売を行っています。
「LENS MODE PTE, LTD.」の国際的な実績
LENS MODE PTE, LTD.は、シンガポールに拠点を置き、アジアや北米、欧州など複数の市場に製品を提供している実績があります。アメリカのカスタムレコードにも同社の輸出入データが記載されており、米国への輸送も行っていることが確認されています。
「LENS MODE PTE, LTD.」の国際的な顧客の評価
Trustburnなどのレビューサイトでは、顧客から高評価を受けており、特に使いやすいウェブサイト、スムーズな注文プロセス、迅速な配送、そして製品の品質に満足しているとの声が多く見られます。これにより、国際的にも一定の信頼を得ている企業であると考えられます。
「LENS MODE PTE, LTD.」の日本でのサービスについて
法的な基準
レンズゼロやレンズモードのような通販サイトは、日本で事業を展開する際、基本的に日本の法律や規制(特に、コンタクトレンズの取り扱いに関する医療機器関連法規など)に従わなければなりません。特に、処方箋不要での販売が可能ですが、製品自体は正規品で、メーカーの工場から直接仕入れたものとされています。
日本語対応のカスタマーサポート
公式サイトでは日本語でのカスタマーサポートが提供されており、日本人利用者が安心して問い合わせできる体制が整っています。実際に購入したユーザーのレビューでも、カスタマーサポートの対応が好意的に評価されています。
シンガポールというビジネス環境
シンガポールは、法人税が低く、ビジネスに適した環境が整っていることで知られています。LENS MODE PTE, LTD.がシンガポールに拠点を置いていることから、企業の運営コストを抑えつつ、日本国内の消費者に安価なコンタクトレンズを提供できている背景があります。
個人輸入代行
この会社は個人輸入代行を行っており、ユーザーが処方箋なしで安くコンタクトレンズを手に入れることをサポートしています。日本国内で販売される製品と同じ品質のものが提供されており、正規品を安く購入できることが大きなメリットです。
LENS MODE PTE, LTD.を使用するのは安全なのか
法律の順守
日本で公式サイトを運営し、商品を販売するにあたり、日本の法律に従った販売方法を採用していると考えられます。特に、コンタクトレンズは医療機器に分類されるため、適切な基準に基づいて販売されています。
信頼性
何度も購入したユーザーからのレビューによれば、製品の品質やサービスには大きな問題はなく、正規品が提供されていると評価されています。また、日本語でのサポート体制も整っていることから、日本人ユーザーにとって安心して利用できる企業と考えられます。
総評
LENS MODE PTE, LTD.はシンガポールに拠点を置きながらも、日本向けに信頼性のあるサービスを提供している企業です。
LENS MODE PTE, LTD.は2003年2月14日に設立されましたが、日本事業も2003年から始まっており、約20年の歴史があります。
日本市場での事業展開には日本の法律を順守する必要がありますが、20年超の長年にわたって問題なく展開できており、概ね顧客の評価も高いです。
よって、安全性についても高いといえると思います。
まとめ
この記事の内容をまとめます。
・「レンズゼロ」と「レンズモード」は同じ会社が運営している。
・両者とも個人輸入形式で、日本の医療規制を受けずに処方箋不要で購入できる。
・「レンズゼロ」は、低価格と送料無料が特徴で、少量購入に向いている。
・「レンズモード」は、クーポンやキャンペーンが豊富で、リピーター向けのサービスが充実している。
・取り扱い商品は似ているが、レンズモードは種類がやや多く、特殊レンズの品揃えが充実している。
・配送システムはほぼ同じだが、レンズモードは再注文機能や配送追跡が便利。
・レンズゼロは決済手段が少なく、シンプルな価格設定を重視している。
・レンズモードは決済手段が豊富で、利便性を求めるユーザーに適している。
・価格差は大きくないが、まとめ買い時の割引やクーポンを活用するとレンズモードがお得になることがある。
・利便性やサービスを重視するならレンズモード、価格重視ならレンズゼロが適している。
「レンズゼロ」と「レンズモード」は同じ会社が運営しているわけですが、お客さんの利便性を考えてサイトを分けているということです。
たとえば、数はいらないから1回をなるべく安く買いたい。という人と、何回も利用する、あるいはまとめ買いしたらよりお得になるようにしてほしい。
という人と分けたという感じです。
まあ、ポイントなしの安いディスカウントスーパーと、ポイントやキャンペーンで安くなるスーパーの違いという感じでしょうか。
これはもう、お客さんがそれぞれの事情によりどちらがいいかを決めればよいと思います。
信頼性、安全性に関しては運営元が同じなので変わりません。
運営法人はシンガポールにありますが、運営責任者は日本人の方で、ブログもやっています。
『レンズモード創業20周年ありがとうございます。』
よって信頼性は高く、親しみも持てるかと思います。
参考元記事:
ちゃんと届くの?レンズゼロ(Lenszero)通販の評判&購入体験談
レンズゼロは安心してコンタクトを買える?評判やメリット・デメリットを紹介
【2024年4月最新】レンズモードでコンタクトレンズを処方箋なしで通販してみた結果。
レンズモードの評判は?メリット・デメリットをご紹介!
【レンズモード】のメリット・デメリット・キャンペーン情報を紹介/実際に購入した感想も
コンタクトを最安値で買える【レンズゼロ】で実際に買ってみたよ!
レンズゼロ(Lenszero)通販の評判&購入体験談
レンズゼロは偽物の心配なし!安いから怪しい?いえ、安全です
LENS MODE PTE LTD
Lens mode pte ltd Reviews
LENS MODE PRIVATE LIMITED (200301316G)
レンズモード創業20周年ありがとうございます。
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