バイレードの「バルダフリック」は、1920年代にパリで広がったアフリカ文化をイメージした、ウッディ・フローラル系のユニセックスな香りが特徴のフレグランスです。
この記事では「バルダフリック」を愛用しているとされる芸能人情報をはじめ、そのユニークな香りの特徴や、この香りが似合う人、おすすめの使用シーンなどを徹底紹介していきます。
- バイレードの香水「バルダフリック」とは
- バイレード「バルダフリック」を使用している、あるいは使用していたと噂される芸能人や有名人、著名人はいる?
- バイレード「バルダフリック」の香調とノート
- バイレード 「バルダフリック」シリーズの概要
- 1. バル ダフリック オードパルファン(Bal d’Afrique Eau de Parfum)
- 2. バル ダフリック ヘアパフューム(Bal d’Afrique Hair Perfume)
- 3. バル ダフリック ボディローション(Bal d’Afrique Body Lotion)
- 4. バル ダフリック ボディウォッシュ(Bal d’Afrique Body Wash)
- 5. バル ダフリック ハンドクリーム(Bal d’Afrique Hand Cream)
- 6. バル ダフリック ボディクリーム(Bal d’Afrique Body Cream)
- バイレード「バルダフリック」シリーズにシャンプーの存在はありません。
- バイレード「バルダフリック」が合う人と効果的な使用シーン
- バイレード「バルダフリック」のメリット、デメリット、使用の際の注意点
- バイレード「バルダフリック」に香調が似ている香水
- バイレード「バルダフリック」の購入方法とお試し方法
- まとめ
バイレードの香水「バルダフリック」とは
バイレードの「バルダフリック (Bal d’Afrique)」は、2009年に発売された香水で、ブランドの初期を飾った一品です。

バイレード バル ダフリック EDP SP 50ml
創業者ベン・ゴーラムの父親がアフリカを訪れた際の日記からインスピレーションを得たといわれています。「バルダフリック」はフランス語で「アフリカの舞踏会」という意味で、1920年代のパリでのアフリカ文化の影響と融合を香りで表現しています。
この香りは、アフリカとヨーロッパの文化が交差する独特な情景を描いているものです。

バルダフリックの香りのイメージ(公式サイトより)
トップノートには、ベルガモットやアフリカンマリーゴールドなどの爽やかなシトラス系の香りが広がります。
ミドルノートでは、シクラメンやバイオレットが花開きます。
ラストノートではベチバーやシダーウッドのウッディな香りが深く残るため、エレガントさと躍動感が見事に調和した香水となっています。
バルダフリックは、男性・女性問わず使えるユニセックスな香りとシンプルかつ洗練されたボトルデザインが魅力です。
バイレード「バルダフリック」を使用している、あるいは使用していたと噂される芸能人や有名人、著名人はいる?
バイレード「バルダフリック」を使用している、あるいは使用していたと噂される芸能人
バイレード「バルダフリック」は。特に、K-POPアイドルの中で人気となっています。
パーレードの製品は韓流芸能人の間で流行しています。
具体的には以下の名前が上げられます(2024年10月時点)
・ ジェヒョンさん(NCT): NCTのメンバーで、香水愛好家としても知られています。彼のクリーンなイメージに「バルダフリック」の洗練された香りがマッチしていると評判です。
・ ユウタさん(NCT): NCTの日本人メンバーで、ファッションと香りにもこだわることで知られています。
・ ジェシカさん(少女時代出身): 少女時代を離れてからもYouTubeチャンネルでバイレード製品を愛用していることを紹介しています。
・ オムジさん(GFRIEND出身・VIVIZ): 香りへのこだわりがあり、バイレードの香水を使用していることが知られています。
・ チョンスビンさん(VICTON): 韓国アイドルグループVICTONのメンバーで、スタイリッシュな香りを好むと言われています。
・ ドヨンさん(NCT): ドヨンは、自身の宿舎でバイレードの香水が紹介された際に「バルダフリック」も愛用しているとされています。
・ ヨハンさん(X1、WEi): WEiのヨハンも愛用者として知られ、VLIVEなどで紹介されています。
・ ゴニさん(ONEUS): バイレードの香水をプレゼントされたことを公表しており、ファンからも注目を集めています。
「バルダフリック」自体は世界のセレブや有名人にも知られています。
たとえば、ファッション界では、日本のモデル鈴木えみさんがバイレード製品の愛用者として知られており、フレグランスやキャンドルを使用しているようです。
アメリカでは、女優のエマ・ストーンさんやモデルのジジ・ハディッドさんなどもバイレード製品を好んで使っていると噂されています。
このようにバイレードが韓国を中心に世界に広がっているのはその販売戦略が奏功しているものと思われます。
パイレードとはどういうブランドなのか
バイレード (BYREDO) は、2006年にスウェーデンで創業されたフレグランスブランドで、創業者はインド系カナダ人のベン・ゴーラム(Ben Gorham)です。
バイレードの特徴は、香りを通じて記憶や感情を呼び覚ます独特のアプローチにあります。ブランド名「BYREDO」は「香りによって」という意味を持つ造語で、ベン・ゴーラムの個人的な体験や家族の思い出をベースにした香りを展開しているのが大きな特徴です。
バイレードの創業者ベン・ゴーラムはかなりユニークなバックグラウンドを持っています。
彼はインド人の母とカナダ人の父の間に生まれ、幼少期はカナダ、スウェーデン、アメリカなど複数の国で育ちました。
特に、スウェーデンでの生活が長かったため、ブランド「バイレード」はスウェーデンで創業されました。
彼は、もともと香水業界とは全く異なる経歴を持っており、美術学校を卒業して画家としてキャリアを始める予定でした。
しかし、モロッコ旅行中に受けたインスピレーションと、嗅覚の重要性に気づいたことで、香水の世界に飛び込むことを決意したそうです。

モロッコの青い街シャウエンの路地
驚嘆に値するのはそのアイディアと行動力です。
彼が調香師としての専門的な知識を持たずに、フランスの調香師オリヴィア・ジャコベッティや有名香料会社ロバート・テッセー社(Robertet)の調香師ジェローム・エピネットに掛け合い、協力を得て香水を企画し始めたことです。
彼の香水は、自身や家族の記憶、特に父親のアフリカ滞在に触発されることが多く、感情や記憶に基づいた香りを創り出すというアプローチが特徴的です。
その結果としてバイレードは単なる香水ブランドに留まらず、文化や記憶を香りで表現するライフスタイルブランドへと成長しました。
韓国での流行の背景にはバイレードを支える投資会社の存在が大きい
バイレードの成長において、特に重要な役割を果たしたのが、2007年にバイレードに出資したManzanita Capitalという投資会社です。
このロンドンに拠点を置くプライベート・エクイティファームは、ラグジュアリーブランドへの投資を専門としており、バイレードへの出資によって同ブランドは資金面でのサポートを受けました。
これにより、バイレードはプロモーションや国際展開を積極的に進めることができました。
Manzanita Capitalは他にも、ディプティック(Diptyque)やスペースNKなどのラグジュアリー美容ブランドを所有しており、これらのブランドとのシナジー効果もバイレードの成長に寄与しています。
Manzanita Capitalはブランドの販売戦略へも大きな影響を与えていると思われます。
バイレードは大規模な広告キャンペーンを打つことよりも、セレブリティやインフルエンサーのクチコミを活用しています。
特に韓国では製品をブランドがアイドルに提供し、自身のSNSや動画チャンネルでバイレードを紹介することで、ファン層に急速にブランドの認知が広まりました。
韓国では、ファッションやビューティーにおいてK-POPアイドルやインフルエンサーの影響が大きいため、彼らが使うアイテムが瞬時にトレンド化します。
これにより、広告費を大幅に抑えつつも、効果的に知名度を上げることができたのです。
「ディプティック」などの香水ブランドも韓国で芸能人に広まっているのは、Manzanita Capitalのこの販売戦略が大きいと思われます。
この戦略はアメリカをはじめ、Manzanita Capitalが進出する世界の国で行われているものの、韓国ほどその戦略がハマる国はないようです。
なお、同じく韓国での人気が高い「ディプティック」の香水と、「バイレード」の香水は香調も似ており、韓流アイドルがこだわるフェミニンさを引き立てる仕上がりが特徴のひとつです。

バルダフリックEDPの合う雰囲気のK-POPアイドルのイメージ
日本でのバイレードの知名度
韓国では香水を含むラグジュアリーアイテムのトレンドサイクルが早いため、バイレードやディプティックの商品の提供を受けた韓流芸能人やインフルエンサーの影響で瞬く間に人気を得たものと思われます。
それに対し日本では消費者の嗜好が保守的なため、同じようなプロモーション戦略をとっても急激な成長は難しい傾向があります。
現状、ディプティックやバイレードが韓国では人気がある一方、そもそも日本ではバイレードの進出がさほど進んでおらず、あまり影響力が広がってはいません。
バイレードもディプティックもManzanita Capitalの支援を受け、戦略的な拡大を図ってきましたが、ブランドの成功には各国の消費者文化やトレンド形成の違いが大きく影響しています。
結果として、パイレードを愛用すると噂される芸能人は日本人の名前はほとんど上がらず、韓国の芸能人が大半を占めるようになっています。
バイレード「バルダフリック」の香調とノート
バイレードの「バルダフリック(Bal d’Afrique)」は、ウッディ・フローラル系の香水で、ユニセックスな香りとして知られています。
その調和の取れたノートが、特に韓流アイドルの好むフェミニンな魅力を引き立てる側面もあります。
以下に、香調とノートを詳しく説明します。
香調(オルファクトリー・ファミリー)
ウッディ・フローラルの香調をベースに、シトラスとウッディのバランスが取れた構成です。甘さとフレッシュさ、そしてウッディな深みが感じられる複雑な香りの展開が特徴です。
ノート構成
トップノート

アフリカンマリーゴールド、ベルガモット、ブラックカラント(カシス)、レモンのイメージ
ベルガモット、レモン、アフリカンマリーゴールド、ブラックカラント、ブチュ(南アフリカ原産のハーブ)
トップノートは非常にフレッシュでシトラスが弾けるように香り、これが「バルダフリック」の最初の印象を鮮やかに彩ります。ベルガモットとレモンが爽快さを与えつつ、アフリカンマリーゴールドが独特なエキゾチックなニュアンスを加えています。
ミドルノート

ジャスミン、バイオレット(スミレ)のイメージ
バイオレット、ジャスミンペタル、サイクラメン
ミドルノートに進むと、花々が開花し、フローラルの要素が前面に出てきます。特にバイオレットとジャスミンがフェミニンな香りを引き立て、やわらかさとエレガンスを感じさせます。この部分が「バルダフリック」の女性的な魅力を強く印象づける部分です。
ラストノート

ベチバー、シダーウッド、ホワイトムスクのイメージ
ベチバー、モロッカンシダーウッド、ムスク、アンバー
ラストノートでは、ウッディさと温かみが現れ、香りが深まっていきます。ベチバーやシダーウッドが土っぽさと力強さを与え、ムスクとアンバーがやわらかく包み込むことで、フェミニンさとともにユニセックスなバランスを保ちます。
フェミニンな魅力を引き立てる要素
この香水が韓流セレブに支持される理由の一つとして、特にミドルノートのフローラルな部分が強く関係しています。
バイオレットやジャスミンの香りが、甘さと華やかさを持ちながらも、ラストにかけてのウッディなノートが深みを加え、甘すぎず洗練された印象を与えます。これにより、女性的な魅力が強調されつつも、軽やかで上品なエレガンスが演出されるのです。
ユニセックスでありながらフェミニンな魅力
「バルダフリック」はユニセックスの香水として設計されていますが、フローラルノートがしっかりと表現されるため、女性らしさや優雅さが香りの核となっています。そのため、韓国のアイドルやセレブにとっては、フェミニンさと洗練さを引き立てるツールとしての香水になっていると考えられます。
バイレード 「バルダフリック」シリーズの概要
バイレードの「バルダフリック」には、以下のフレグランスアイテムが展開されています。それぞれの商品について概要をまとめます。
1. バル ダフリック オードパルファン(Bal d’Afrique Eau de Parfum)
発売年: 2009年
種類: オードパルファン(EDP)
香りの特徴: フローラルウッディ系のユニセックスな香り。アフリカ文化とヨーロッパ文化が交差する情熱的な香りがテーマ。
ノート:
トップ: アフリカンマリーゴールド、ベルガモット、ブラックカラント、レモン
ミドル: ジャスミンペタル、バイオレット
ベース: ベチバー、モロッカンシダーウッド、ムスク
持続時間: 6~8時間
ターゲット層: 男女問わず、個性的でありながら洗練された香りを好む層
使用シーン: デイタイムからナイトタイムまで、特にフォーマルなシーンにおすすめ。
2. バル ダフリック ヘアパフューム(Bal d’Afrique Hair Perfume)
発売年: 正確な年は不明
種類: ヘアパフューム
香りの特徴: オードパルファンと同様のフローラルウッディな香りを軽やかに楽しめる。
ノート: オードパルファンと同じ香りの構成
持続時間: 数時間(髪の毛にふんわり残る程度)
ターゲット層: 髪のケアを重視しながら香りを楽しみたい女性や男性
使用シーン: 日常使い、オフィスやリラックスタイムにおすすめ。
3. バル ダフリック ボディローション(Bal d’Afrique Body Lotion)
発売年: 正確な年は不明
種類: ボディローション
香りの特徴: 軽やかな香りを纏いながら、シアバター配合で保湿効果が高い。オードパルファン同様、フローラルとウッディが調和した香り。
ノート: アフリカンマリーゴールド、ベルガモット、シクラメン、ベチバー。
持続時間: 数時間
ターゲット層: 肌の乾燥を防ぎ、上品な香りを纏いたい層
使用シーン: 毎日のスキンケアに最適。
4. バル ダフリック ボディウォッシュ(Bal d’Afrique Body Wash)
発売年: 正確な年は不明
種類: ボディウォッシュ
香りの特徴: フレッシュで優しい洗い心地。フローラルウッディな香りがシャワータイムをリラックスさせる。
ノート: オードパルファンと同様。
持続時間: 数時間
ターゲット層: 日常的に高級感を楽しみたい層
使用シーン: 毎日のシャワータイム。
5. バル ダフリック ハンドクリーム(Bal d’Afrique Hand Cream)
発売年: 正確な年は不明
種類: ハンドクリーム
香りの特徴: オードパルファンの香りを軽やかに楽しみつつ、シアバターで手肌を保湿。
ノート: オードパルファンと同様。
持続時間: 数時間
ターゲット層: デイリーに手をケアしながら香りを楽しみたい層
使用シーン: 外出先やオフィスでの使用に最適。
6. バル ダフリック ボディクリーム(Bal d’Afrique Body Cream)
発売年: 正確な年は不明
種類: ボディクリーム
香りの特徴: 濃厚なテクスチャーで肌をしっかり保湿しながら、バルダフリック特有のウッディフローラルな香りが続く。
ノート: アフリカンマリーゴールド、ベルガモット、シクラメン、ベチバー。
持続時間: 数時間
ターゲット層: 乾燥肌をケアしつつ上品な香りを纏いたい層
使用シーン: ナイトケアやリラックスタイムにおすすめ。
バイレード「バルダフリック」シリーズにシャンプーの存在はありません。
「バイレード バルダフリック シャンプー」という検索クエリが存在しています。どうやらシャンプーを探している人がいるようです。
しかし、バルダフリックのシャンプーは存在しないようです。
この検索クエリが存在するのは、もしかするとヘアパフュームと混同されたか、あるいは将来的に追加される商品を期待するユーザーが多いためかもしれませんが、現時点では公式に発売されていないようです。
バイレード「バルダフリック」が合う人と効果的な使用シーン
バイレードの「バルダフリック」は、そのユニセックスな香りと深い文化的背景から、幅広い人に合う香水ですが、特に以下のような人にぴったりです。
また、どのようなシーンで使うのが効果的かについて、詳しく解説します。
バイレード「バルダフリック」はどんな人に合うか
文化やストーリー性を重視する人
バルダフリックは単なる香り以上に、1920年代パリのアフリカ文化への憧れや、創業者ベン・ゴーラムの父親のアフリカへの旅から得たインスピレーションに基づく、物語性が深い香りです。そのため、香水を身にまとうときにストーリーや感情を大切にする人に特に合います。
香りを使って自分の個性や深い感情を表現したい人に、バルダフリックはぴったりです。
柔らかさと力強さを兼ね備えた香りが好きな人
バルダフリックのトップノートはベルガモットやアフリカンマリーゴールドの爽やかでエキゾチックなシトラスの香りから始まり、次第にジャスミンやバイオレットの柔らかなフローラルへと移行します。最後に、ベチバーやシダーウッドのウッディな香りが深みと力強さを与えます。
この香りの変化が、繊細さと強さを求める人にフィットします。
フェミニンとマスキュリンのバランスを求める人
ユニセックスな香りとして、バルダフリックはフェミニンさとマスキュリンさ(男性的な力強さ)のバランスが絶妙です。フローラルノートが柔らかさやエレガンスを引き立てつつ、ベチバーやシダーウッドの力強いベースノートが調和しているため、性別に関わらず、自分らしいスタイルを持つ人に適しています。
エレガントで洗練された雰囲気を好む人
バルダフリックは、華やかさや派手さではなく、洗練されたエレガントさを強調します。そのため、落ち着いた大人の雰囲気を大切にし、派手すぎずも存在感を出したいと考える人に向いています。
バイレード「バルダフリック」はどんなシーンで効果的か
ビジネスシーンやフォーマルな場面
バルダフリックの香りは派手すぎず、上品で洗練された印象を与えるため、ビジネスシーンやフォーマルな場面に最適です。トップノートのフレッシュさが印象的なスタートを切り、徐々に落ち着いたウッディノートに移行するため、長時間の使用にも適しており、ミーティングやビジネスランチ、公式イベントなどで使うと、知的で信頼感のあるイメージを強調できます。
デートや特別な夜のシーン
ミドルノートのジャスミンやバイオレットの甘く優雅な香りは、特別な夜のシーンでの使用に最適です。デートやナイトアウトでは、香りが深まるにつれてフェミニンで温かみのあるウッディなラストノートが残り、魅力的で印象深い雰囲気を作り出します。

バルダフリックEDPをつけて、ディナーに臨む洗練されたエレガントな雰囲気のカップルのイメージ
リラックスタイム
バルダフリックは、シダーウッドやベチバーなどの落ち着いたウッディノートが、リラックスしたいときにも適しています。夜のリラックスタイムや、自分の時間を楽しみたいときに使うと、ほのかに残る香りが心を落ち着かせてくれます。
カジュアルな日常使い
日常のカジュアルシーンでも、バルダフリックの香りは程よくフローラルで、清潔感のある香りが際立つため、軽く使うのにも適しています。外出前や日中の外出時に使用すれば、爽やかさと個性を演出しつつ、香りが持続します。
バルダフリックは、個性を大切にし、洗練された香りを楽しみたい人に合う香水です。ビジネスやフォーマルな場面では、知的さやエレガンスを演出し、デートやリラックスした時間には柔らかさや温かみを引き立てます。
バイレード「バルダフリック」のメリット、デメリット、使用の際の注意点
バイレードの「バルダフリック(Bal d’Afrique)」を使用する際のメリット、デメリット、そして注意点について詳しくまとめます。
バイレード「バルダフリック」のメリット
ユニセックスで幅広い層に合う香り
バルダフリックは、男性にも女性にも使いやすいユニセックスな香りです。シトラス系のフレッシュなトップノートから、フローラルやウッディなミドル・ベースノートへと移行し、全体的にバランスが良く、個性を引き立てる香りです。
洗練された香りの変化
香りの層が多彩で、時間が経つにつれて異なるノートが現れるため、香りに深みと奥行きを感じることができます。最初は爽やかで軽やかですが、徐々にウッディな重さが増し、香りが一日中続きます。
高級感と知的さの演出
バルダフリックの香りは、エレガントで知的な印象を与えるため、ビジネスシーンやフォーマルな場面で非常に効果的です。特に、洗練された雰囲気を大切にする人にとって、好感度の高い香りです。
持続力が良い
一度つけると、香りは6~8時間ほど持続します。長時間のイベントや外出の際にも香りが薄れることなく、しっかりと残ります。
多用途な使用シーン
デート、ビジネス、リラックス、カジュアルな日常など、さまざまな場面で使えるため、使用シーンを選ばないのが大きなメリットです。
イレード「バルダフリック」のデメリット
価格が高い
バイレードの香水は高級ブランドであり、「バルダフリック」も例外ではなく、50mlで約26,000円、100mlで約38,000円と価格は高めです。そのため、手軽に購入できる香水ではなく、コストがデメリットになることがあります。
香りの好みが分かれる可能性
ユニセックスな香りであるため、特にウッディなベースノートが強く感じられる後半部分は、やや重い香りが苦手な人には合わないことがあります。特にフローラルノートを期待していた人にとっては、ベースノートがやや強く感じられるかもしれません。
初めて香水を使う人にはやや強いかも
フローラルとウッディのバランスが取れた香りではあるものの、強めの香りを持つため、香水を初めて使う人や、軽めの香りが好みの人には重すぎると感じることがあります。
使用の際の注意点
適量を守る
バルダフリックは香りの持続力が強いので、一度に多量をつけると香りが強すぎる印象を与える可能性があります。少量をつけるのがポイントです。特にデイタイムやビジネスシーンでは、控えめに使用する方が好印象を与えます。
重ねづけは慎重に
バルダフリックは香りの層がしっかりしているため、他の香水やフレグランス製品と重ねると、香りがぶつかる場合があります。特に、異なる香りのローションやボディクリームとの併用は避けた方が良いでしょう。
季節や場所に応じた使用を
バルダフリックは、比較的秋冬の季節に向いている香りです。ウッディで暖かみのある香りは、寒い季節や夜のシーンにぴったりです。夏場や暑い場所では、やや重たく感じられるかもしれませんので、季節や場所を考慮して使用するのが効果的です。
バイレードの「バルダフリック」は、個性を大切にし、洗練された香りを楽しみたい人にとって理想的な香水です。特にフォーマルなシーンや特別なイベントにぴったりですが、価格が高く、やや強めの香りが特徴であるため、使用量やシーンを選んで使用することが重要です。
バイレード「バルダフリック」に香調が似ている香水
「バルダフリック」に香調が似ている香水をいくつかご紹介します。これらはウッディ・フローラル系の香りや、フレッシュでエレガントな香調を持つものです。また、日本でも手に入りやすい香水を選んでいます。
1. ディプティック(Diptyque) タムダオ(Tam Dao)
香調: ウッディ
ノート:
トップ: イタリア産シプレ、マンダリンオレンジ
ミドル: サンダルウッド、シダーウッド、ローズ
ベース: アンバーグリス、ムスク
特徴: バイレードのバルダフリック同様、ウッディ系の香りが特徴的で、特にサンダルウッドとシダーウッドの深みが印象的。フレッシュさとウッディさのバランスが取れており、ユニセックスな香りがバルダフリックに近い印象を与えます。日本でも手に入りやすく、ディプティックの店舗やオンラインで購入可能です。
2. ル ラボ(Le Labo) サンタル33(Santal 33)
香調: ウッディ・アロマティック
ノート:
トップ: カルダモン、パピルス
ミドル: サンダルウッド、シダーウッド
ベース: ベチバー、アンバー
特徴: ウッディな香りが際立つサンタル33は、バルダフリックのウッディで深みのある香調に近い香りです。特にサンダルウッドとベチバーが香る部分が共通しており、同じくユニセックスな香りを楽しむことができます。ル ラボは日本でも人気があり、オンラインショップやセレクトショップで購入可能です。
3. エルメス(Hermes) ナイルの庭(Un Jardin sur le Nil)
香調: フレッシュ・ウッディ・フローラル
ノート:
トップ: グリーンマンゴー、グレープフルーツ
ミドル: ロータス、シクラメン
ベース: シカモアウッド、インセンス
特徴: バルダフリックと同様に、シトラス系のフレッシュさが強いトップノートに始まり、ウッディノートがベースに残るエレガントな香り。フローラルノートやウッディノートの使い方が似ているため、バルダフリックのような軽やかさと深さのバランスを持つ香りが好きな方におすすめです。エルメスの香水は日本でも広く入手可能です。
バイレード「バルダフリック」の購入方法とお試し方法
バイレードは日本では販売ルートが限定的で、韓国よりもかなり広がりにくい環境となっています。これは日本人のフレグランスに対する消費志向が弱いこともあり、ブランドが日本での販売にさほど力を入れていないということがあるようです。
購入方法
バイレードの直営ブティック
バイレードは日本に直営ブティックを7店舗展開しています。
店舗は少ないですが、バイレードにどっぷりつかってみたい方はぜひご訪問してみてください。
以下のページでバイレードの直営ブティックを確認できます。
バイレードを取り扱うセレクトショップ
バイレードの商品を取り扱う店舗は直営ブティックを含め、日本国内に32店舗あります。
公式オンラインストア
バイレードの公式オンラインストアで「バルダフリック」シリーズを購入できます。
・送料無料
・30日間返品保証
・サンプルプレゼント
などといった公式ならではのサービスもあるので、ぜひチェックしてみてください。
大手ECサイト
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入可能です。
ただ、バイレードの商品はあまり並行輸入品は流通しておらず、ほとんどが正規品で、公式とだいたい同じくらいの価格となっています。
格安コスメサイトも正規品を日本の法人から仕入れているようで、公式とあまり価格差はありませんが、バイレードの中でも「バルダフリック」はやや日本人にはマイナーな立ち位置で、バイレード自体は取り扱っていても「バルダフリック」は取り扱っていないというケースが少なからずあります。
お試し方法
店頭でのテスター利用
バイレードの直営ブティック、およびバイレードを取り扱っているセレクトショップではテスター香水が用意されています。ただし、試香のサービスがない店舗もあるかと思いますので、事前にテスターを置いているかを問い合わせしてから訪問するほうがよいでしょう。
サンプルサイズの購入
また、楽天などでは、フルサイズの香水をアトマイザーに小分けして、お試しサイズとして販売しているショップがあります。
ただ、移し替えのアトマイザーを購入したいという場合は特に、偽物をつかまないよう信頼できる店舗を探すことが大切です。
信頼度を測るのは、ユーザーからのレビュー内容がもっとも参考になります。
しかしながら、商品によってはレビューが少ない、もしくはない。という場合があり、信頼度を測りにくいことがあります。
その場合は、その店舗からレビューの多い他の人気商品を探してみましょう。
香水サブスクリプションサービス
日本国内で利用できる香水サブスクリプションサービスとして、COLORIA(カラリア)があります。
COLORIAでは、月額料金を支払うことで、毎月一定量の香水サンプルが届けられ、様々な香水を試すことができます。
バイレードの香水は2024年10月時点で12種類。ただし、「バルダフリック」はやや日本人にはマイナーな立ち位置と判断しているのか、取り扱いされていません。
まとめ
この記事の内容をまとめます。
・バイレード「バルダフリック」は、2009年に発売されたユニセックス香水である
・創業者ベン・ゴーラムの父親がアフリカ旅行で得たインスピレーションが背景にある
・香りはシトラス、フローラル、ウッディが調和し、フェミニンとマスキュリンを兼ね備えている
・韓国のK-POPアイドルの間で特に人気が高く、多くの芸能人に使用されている
・ジェヒョン(NCT)、ユウタ(NCT)、ジェシカ(少女時代出身)などが愛用していると噂される
・世界のセレブリティの中でも、エマ・ストーンやジジ・ハディッドが使用していると報じられている
・ユニセックスな香りで、ビジネス、フォーマル、リラックスシーンに適している
・Manzanita Capitalが出資し、バイレードの国際展開を支援した
・韓国での成功は、K-POPアイドルのSNSや影響力によるクチコミ戦略が鍵となっている
・フェミニンな魅力を引き立てつつ、洗練された上品な香りが特徴である
バイレード「バルダフリック」を嗅いだり調べたりしてみて、なんだか「ディプティック」に雰囲気がよく似てるなーって思ったら、販売戦略を提案していた会社が同じなんですね。(Manzanita Capital)
それは似ますよね。しかもどちらも韓流アイドルが好きそうなフェミニンな感じの主張の強い香りがメイン。
日本ではあまり積極的に取り扱われていないですが、おそらくManzanita Capitalが日本はあまり力を入れても売れないと踏んでいるのだと思います。
他のアジア諸国と違って、日本は香水をつける文化が定着していないですからね。
なおかつバイレードは海外での流通価格も高いようで、並行輸入品の価格は正規品と大差ないです。
日本で広まりにくい条件が揃ってしまっているのは残念ですね。
「バルダフリック」はもとより、バイレードは韓流アイドル御用達なので、韓流アイドルに憧れる人はビジュアルのみならず、バイレードで香りもこだわってみるのもいいかもです。モテるかもですね。価格がネックですけど。
参考元記事:
バルダフリックってどんな香り?口コミと評判・愛用している芸能人を徹底調査【バイレード】
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